離乳食、最初は上手く飲み込めず、ほとんどお口の外に出てしまう赤ちゃん。
お口の周りは、離乳食が終わるころには食材でベッタベッタになっていますよね。
そして、口周りが荒れたり、赤くなったり、ガサガサになったり・・・
そこで、先輩ママに教えてもらった「離乳食の前にワセリンを塗る」という方法を試してみました。
パッと読むための目次
離乳食の前に「ワセリン」を塗る
離乳食の前に荒れやすいお口周りにワセリンを塗ってあげましょう。
皮膚に油膜ができて直接食物が接触しなくなるので、荒れるのを防いでくれます。
ワセリンは赤ちゃんが食べても大丈夫?
ワセリンの原料は「石油」なので、赤ちゃんに使っても大丈夫なの?と心配される方もいると思います。
しかし、ワセリンは石油を蒸留し精製された油脂を使用しており、さらに余計な不純物を取り除き、添加物も無いので、基本的には口に入れても無害とされています。
そんな方には、ワセリンよりもさらに不純物を取り除いた、精製度の高い「プロペト」を使用するのがオススメです。
不純物がより少ない為、眼科などで処方される軟膏の基材としても使われています。
ちなみに、「プロペト」をさらに高純度にした「サンホワイト」は、ワセリン系のクリームの中でも最高の品質を誇ります。
少々値が張りますが、どうしてもという方は「サンホワイト」を検討してみてください。
ワセリン・プロペトは、皮膚科や小児科で処方してもらう事も出来ますし、個人でネット通販やドラッグストア購入も可能です。
荒れを防ぐより効果的な離乳食のやり方
何度も拭いているとその刺激で肌荒れが悪化するので、最後にお口周りをぬるま湯で優しくさっと流してあげると、一番刺激が少なく効果的です。
また、少し濡らしたタオルを電子レンジで温めて口の周りに優しく当て、蒸らして押さえふくのも効果的です。
やけどしないように、一度ママの腕の内側にタオルをあてて温度を確認してから、使ってくださいね。
離乳食後は必ず保湿して
食後の汚れを落とした後は、必ず保湿クリームを塗ってあげてください。
ワセリンやプロペトを塗ってもいいし、皮膚科などで処方してもらえる「ヒルロイドクリーム」や「アズノール軟膏」もオススメです。
ヒルロイドクリームは、1回塗れば1日潤いが続く強力な保湿効果で、アトピーの治療にも使われているので刺激も少なく、赤ちゃんにも安心して使えます。
アズノール軟膏はデリケートな赤ちゃんの皮膚全般に使えるので処方してもらっておくと、とっても便利です。
水をはじくから、よだれの多い子など、口の周りにさらっとぬっておくと荒れ予防になります。
離乳食のあれやかぶれ、いつまでも治らないならアレルギーかも
そんな時はもしかすると、食物アレルギーが関係している可能性があります。
皮膚にアレルギー物質がつくことで、反応し湿疹ができているのかもしれません。
離乳食前にワセリンやプロペトを塗ることである程度、カバーできますが、アレルギー物質の特定が必要なので、毎日の離乳食内容は必ず記録をしておきましょう。
アレルギーの原因になるものを少しずつ省いていくことで、離乳食のあれやかぶれが良くなっていきます。
まとめ
うちの子の場合、アレルギーではなく単なるお口周りの荒れだったのですが、離乳食の前に「ワセリン」を塗るという方法を試してからは、荒れがだいぶマシになりました。
離乳食をしてから、荒れや、かぶれが気になり始めたという場合、ぜひこの方法を試してみて下さいね。