ラズベリーというと、赤くて小さくブドウのような木の実を想像されると思いますが、今回は、その「ラズベリーの実」ではなく、「ラズベリーの葉っぱ」を使って作られたお茶をご紹介します。
パッと読むための目次
ラズベリーリーフティーは安産をもたらすって本当?
ラズベリーリーフティーには、痛くてつらいお産を助けてくれる効果があります。
- 子宮収縮作用があり、出産に時に赤ちゃんを押し出すのを助ける
- 分娩時間が短くなる
- 出産の痛みを和らげてくれる
- 出産の時の出血を早く止めてくれる
- 先天異常の二分脊椎の神経管閉鎖障害の発症リスクが抑えられる
ラズベリーリーフティーに含まれている「フラガリン」というポリフェノールの一種が子宮筋や骨盤の筋肉を調整してくれて、出産を楽にしてくれるそうです。
ラズベリーリーフティーの香りで出産をリラックス
ラズベリーティーの香りは、お産の時のリラックス効果に繋がります。
ラズベリーの香りに包まれていることによって、緊張がとけ出産の余計な力みをとり安産へ導いてくれます。
ラズベリーリーフティーは妊娠中の栄養補給にも最適
ラズベリーリーフティーには「ポリフェノール」「ビタミン」「ミネラル」が豊富に含まれています。
また、ノンカフェインなので妊婦さんでも安心して飲むことが来ます。
ラズベリーリーフティーはどれくらいの量飲めばいいの?
ラズベリーリーフティーを大量に飲んでも、効果はほぼ同じです。
予定日を超過すると、あせって大量に飲んでしまう妊婦さんがいますが、下痢などがおこったりして逆効果とされています。
1日に飲む量は1杯~3杯までとしましょう。
ラズベリーリーフティー妊婦が飲むときの注意点
妊婦さんを安産へ導く万能な、ラズベリーリーフティーですが、一つ注意しなければならない事があります。
それは「ラズベリーリーフティーを飲む時期」
飲む時期を誤ると早産に繋がる可能性がある
ラズベリーリーフティーには「子宮収縮作用」があります。
ですから、赤ちゃんが生まれても大丈夫な時期=正期産の妊娠37週以降から飲み始めるのが安全です。
×妊娠初期~正期産までは極力飲まないようにする
×切迫早産・高血圧・逆子などの合併症のリスクがある場合は飲まない
また、人によって合う合わないがあるので、飲んだ後吐き気やだるさが出るようであれば、使用を中止してください。
産後のママにこそ「ラズベリーリーフティー」がオススメ
妊娠中は飲む時期に注意が必要なラズベリーリーフティーですが、産後は気にすることなく飲んでも大丈夫です。
ラズベリーリーフティーは母乳の出をよくする
産後、母乳育児を考えているのであれば、ラズベリーリーフティーは最適な飲み物です。
母乳の出をよくするだけでなく、ミネラルや鉄分が豊富に含まれていて栄養価が高いので、母乳自体の質も向上します。
また、安産で活躍の「子宮収縮作用」によって、産後の身体の回復を早くしてくれます。
ラズベリーリーフティーは妊婦さんや産後ママ以外にも効果的
妊婦さんの安産を助けたり、産後ママの母乳に効果的なラズベリーリーフティーですが、通常時でも嬉しい効果が期待できます。
生理痛の緩和
利尿作用による腎臓のデトックス効果
女性ホルモンへの働きかけによる更年期障害の緩和
タンニンの効果で下痢を和らげる
ダイエット効果
冷え性改善
などなど、欲しい効果がたくさんありますよね。
オススメのラズベリーリーフティーは?
私が愛用していたのは、生活の木のラズベリーリーフティー。
ラズベリーリーフを含めて、4種のハーブをブレンドした商品になります。
・たんぽぽコーヒーといわれている「ダンデリオン」
・ビタミンCがレモンの20倍と言われているローズヒップ
・血を作るハーブともいわれている、ビタミンA・C・K、カルシウム・カリウム・鉄などが豊富な「ネトル」
全てのハーブがオーガニックで、妊婦さんでも臨月から飲むことが出来ます。
まとめ
ここまで「安産にラズベリーリーフティー」が良いと書いておきながら、実は私、妊娠中にラズベリーリーフティーの存在を知りませんでした(笑)
積極的に飲み始めたのは、産後の母乳をあげている時期。
こんなに安産に効果があるなら、ラズベリーリーフティーを飲んでおけば良かったと思っています。
まだまだ、これからという妊婦さんはぜひお試しください!
ただ、個人差や体質がありますので必ず効果が出るとは限りませんし、体に合わない場合もありますので、たくさんある安産方法の一つと考えてくださいね。