ベビーベッドってどんな基準で選んでいますか?
「機能性・デザイン性・安さ」と色々あると思います。
とか思っていませんか?
実は家庭内のベッドや布団などで赤ちゃんの顔が埋もれて「就寝時に突然死」する0歳児がこの5年間全国で160人もいたことがわかりました。
パッと読むための目次
赤ちゃんの突然死大半は「睡眠中」
今まで元気だった赤ちゃんが「事故」ではなく「突然死亡」してしまう【乳幼児突然死症候群(SIDS:シッズ)】という病気があるのはご存知でしょうか。
生後2ヶ月から6ヶ月の赤ちゃんを襲う疾患ですが、1歳以上の赤ちゃんでも発症することがあります。
なんとこの乳幼児突然死症候群(SIDS:シッズ)、日本では、赤ちゃんの死亡原因第3位となっています。
乳幼児突然死症候群(SIDS:シッズ)が発症する明確な原因は、現代の医療では解明されていません。
ですが、大半は赤ちゃんの「睡眠中」に起こります。
SIDSが発症する原因として、他に「早産児」「低出生体重児」「男児」「冬季」「早朝から午前中に多い」「うつぶせ寝」「親の喫煙」「人工栄養児」で発症する確率が高いことが現在の研究で分かっています。
参照:NPO法人SIDS家族の会ホームページより
睡眠中の突然死を防ぐにはどうしたらいい?
睡眠中の突然死の内訳です
親のベッドではなく「ベビーベッド」を使用
赤ちゃんが払い除けられる軽い掛布団を使用
赤ちゃんの顔が埋まらない固めの敷布団や枕を使用
また、ベビーベッドを選ぶ際は国が定めた安全基準の検査に合格した製品を選ぶことを推奨しています。
基準に合格すると、PSマークとSGマークのシールをベッドや保証書などに貼ることが出来ます。
このシールが貼られていないベッドは、基準に合格していないベッドということになりますので、安くても買うのは待った方がいいでしょう。
フリマアプリや中古ショップで売っているベビーベッドはこうした「安全基準の満たされていないベビーベット」が安価で売っている為、注意が必要です。
また、ベビーベッドや寝具以外にも1歳になるまでは、寝かしつけの際「うつぶせ寝」を避け「あおむけに寝かせる」ことを心がけましょう。