実は私、赤ちゃんが出来るまで「オーガニックベビー服」の存在を知りませんでした。
出産祝いに友人から「オーガニックベビー肌着」をもらって、はじめてその存在を知りました。
パッと読むための目次
そもそもオーガニックの服って？
オーガニックとは、一切の農薬や化学肥料を使用しないで栽培された農産物のことです。
この製法で作られた綿を「オーガニックコットン（綿）」と呼ぶそうです。
そのオーガニックコットンを使用して作られた赤ちゃんの服が、オーガニックベビー服というわけです。
オーガニックコットンを作る時は、畑自体も過去3年間農薬や化学肥料を一切使わず作るのが基本だそうです。
そこから収穫した綿をつむいで糸にして、生地に仕立てる生産工程の間でも、化学処理をしないで、風合いをそのまま活かすので、原料である綿そのものの色である「生成り（きなり）」色になります。
そして、厳重な環境で育てられたオーガニックコットンは天然の油分を保ち、繊維の状態が綺麗なため、洗濯しても繊維に弾力性があり、肌触りがやさしいのが特徴です。
普通に栽培された綿でも残留農薬は少ないとされています。
ですので体に凄く悪いということは滅多にないそうです。
しかし、赤ちゃんの肌は大人の半分ほどの薄さです。
大人では感じない刺激も感じてしまう可能性があります。
今は科学の発達により、普通の綿でも品種改良や意図に加工するときの工夫で吸水性がよい生地や、ポリエステル繊維を混ぜた速乾性機能を持つ色々と便利な生地も出てきています。
オーガニックコットンは肌触りがいいだけじゃない
オーガニックコットンは、収穫の際も、農薬で故意に枯らしたりしないので、綿本来の繊維の自然な空洞が保たれ適度に水分を含んでいます。
ですから、敏感肌に大敵な静電気の発生がほとんどありません。
一方で合成繊維は静電気を発生しやすいという性質があります。
静電気が発生すると、ホコリやダニ、カビなどが集まりやすくなるため、アレルギーの原因にもつながります。
