1人目出産の時とは違い、2人目出産時はさらなる心配が増えますよね。
それが「出産後入院期間中、上の子が大丈夫か」という不安です。
私が2人目を出産したのは、上の子の4歳の誕生日でした。
おしゃべり真っ盛りのママっ子で何でも自分でやりたいという時期です。
こちらの言うことも大体理解してくれるので
と楽観的に考えていました。
しかし、予定日が近づくにつれてだんだん甘えたモードが加速していきました。
常にひっつき、どこへ行くにも一緒に、お漏らしをしてしまう回数も増え、明らかに今までとは違う行動が増えてきました。
予定日(入院)の数日前から何度も言い聞かせて、子供なりに頭で理解しても、まだまだ心が追いついていかないんだろうなと感じました。
いざ出産となり、本来自然分娩で入院期間5日間くらいを予定していたのですが、緊急帝王切開で入院期間が9日間と長引いてしまった間、実践した上の子のケアについて書きたいと思います。
パッと読むための目次
毎日必ず顔を見る
平日の日中は保育園へ預け、パパの仕事が終わる6時30頃お迎えに行ってもらい、そのまま病院まで毎日来てもらっていました。
面会時間は8時30までだったので、一日約1時間30分強一緒に過ごしていました。
最初は病院が珍しいのか、ちょろちょろ動き回ったり、別れ際もあっさりしたものでした。
ですが、3日目を過ぎたあたりから病院のベッドの上でピタッと私にくっつき、別れ際も少し寂しそうにしていました。
でも、病院で私と一緒にいる間は絶対に泣かず、その姿を見てコチラがうるっとしてしまいました。
夜ご飯は一緒に食べる
毎日欠かさず、晩御飯だけは一緒に食べていました。
最初は病院内のコンビニでパパと子供が自分で選んで買っていました。
しかし、選んでいる時間がもったいないというパパの配慮で、パパが職場でお昼にお弁当を余分に頼んで、それをそのまま持ってきて晩御飯に一緒に食べるようにしていました。
出来る限りのワガママは目をつむる
アレしたい、コレしたいは出来る限り子供の希望にそって見守りました。
ただでさえ、ママがいない寂しさを我慢しているのに、これ以上我慢させるのは申し訳ないと思ったからです。
ただし、わがままも限度がありますので、怒る時は「コラ!ダメ」ではなく、諭すように注意していました。
スキンシップを多めに
子供の頭や手、足に触れたり、ギューと抱きしめたり、子供といれる時間は出来るだけ子供に触れていました。
ただ、帝王切開だったので、術後3日間はほとんど動けず、ギューと抱きしめる動作も、腹が痛いせいで腕だけで抱きしめたりしていました。
上の子が一番好き
「赤ちゃんが生まれても○○ちゃんが一番好きだよ」と常に言っていました。
今まの4年間一人っ子で一番だったのに、赤ちゃんが出来た途端、どうしてもママの意識としては赤ちゃんに行ってしまいがちです。
私の場合、子供が来る時間は出来るだけ、赤ちゃんを抱っこしない、触れないようにしていました。
サプライズプレゼントを用意する
プレゼントは、子供の気分を紛らわすのに結構効果があったと思います。
特に、前から欲しがっていた物を与えると結構長く遊んでくれます。
我が子の場合、プリキュアの変身グッズをプレゼントしました。
家でずっと身に着けて遊んでいて、寂しさが紛れてくれたかなと思っています。
好きなお菓子を少しずつあげる
家に子供の大好きなお菓子を置いておき、「家に帰ったらお菓子食べようねー」っと「ママと別れて家に帰る」「家に帰ることが楽しみ」に変換できればという思いで実践していました。
お菓子大好きな我が子には効果的で、「今日は何のお菓子かな~」と楽しみにして家路についていました。
でもやっぱり我慢できない
やはり4歳と言えど、まだまだ幼く、5日目くらいで思いが爆発してしまいました。
私と病院で別れ、家に帰って大号泣。
何をしても泣き止まず、ご近所に「虐待か!?」と思われるほど大声で泣き続けていました。
焦ったパパからヘルプの電話がかかってきました。結局、落ち着くのに1時間ほどかかり、泣きながら眠りについたことを聞いて、胸が締め付けられました。
親としてもできる限りの事はしてあげたいのですが、やはり子供自身も「自分で乗り越えなければならない壁」があるように感じました。