出産中、いきむ感じが、うんちをきばっている感じとよく似ているので、出てしまったという話をよく聞きます。
私も、はじめての出産で「出産中にうんちが出てしまうかもしれない」ということを知り、立ち合い出産を希望していたこともあったので、何とかうんちを出そうと努力しました。
この記事では、数ある出産体験の中で、1人の妊婦(ぽとほたる)の分娩中のうんちにまつわる体験エピソードをご紹介します。
パッと読むための目次
そもそも「出産前にうんちをしとけばいい」という考え方は古い
この記事のタイトルを読んで、
- 絶対に出産前にうんちを出さなければならないの?
- うんちを出した方が分娩が楽に進むんでしょ?
と思われている方に最初に説明しておきますが、分娩前にうんちを出すのは必須行為ではありません。
昔は、分娩前に浣腸をしてうんちを出し切っておくことが、当たり前で普通の光景でした。
出産前にうんちを出す理由としては
- 腸内が空になり骨盤にスペースができるため、赤ちゃんが産道を通りやすくなる
- 子宮の近くにある腸を刺激することによって、子宮も刺激されて陣痛が促される
と考えられていました。
しかし、現在は腸がすっきりしていることとお産の進み具合には関係がないと考えられており、出産前に浣腸をしたりしてうんちを出すことはほとんどなくなりました。
ただし、出産時にうんちが出たのをどうしても人に見られたくないという妊婦さんは、分娩前に浣腸を希望することもできます。
浣腸をしてもうんちをすべて排出できないこともあるので、分娩中に確実にうんちを出さないという方法はありません。
出産前にうんちを出したかった(分娩エピソード)
本格的な出産(分娩)に挑む前に、うんちを出しておきたくて、陣痛の合間にトイレにこもっていました。
が、結局うんちは出ず、いきんだ拍子にパンッと盛大に破水してしまいました。
そのまま分娩台に直行→
全ての産院が配慮してくれるわけではない
破水して、結構早い段階から5分間隔の陣痛で苦しんでいたにもかかわらず、ほぼ放置プレイ。(忙しかった?のかもしれませんが・・・)
助産師さんは誰一人として声をかけてくれません。
立ち合い出産を希望していたため、旦那だけが横にいてボーっと突っ立っているというカオスな状況が続いていました。
そんな時
という明らかに固形物が出た感覚がおしりにあり・・・
しかし、近くに人がいない(旦那しかいない)。
陣痛で動けないし、大声で「ウンチ出ましたー!取ってください」なんて言えない。
でも、このままうんちがココにあったら、赤ちゃんが出てきたときにうんちまみれになるとか色々、陣痛の痛みの中で必死に考えて
結局旦那にうんちを何とかしてとお願いするはめに・・・
私はこの分娩時のうんち騒動を一生忘れない・・・
旦那はチラっとブツを確認して、人を呼びに行きました。
いや、もうこの時の心境分かる人いるかな?
めちゃくちゃ恥ずかしいよ・・・
で、それを聞いた助産師さんの顔と行動を私は一生忘れません。
めちゃくちゃ嫌な顔したあと、無言で処理。
分娩中のうんち処理についてネットで見た情報と違う
ネットで見た情報によると、
助産師さんが、嫌な顔せずサッと分からないようにうんちを処理してくれる
うんちが出るのは、お産が順調に進んでいる証拠だと励ましてくれる
と書いてあって
ぐらいに思っていたのですが、実際の対応が全然違ったので
と、激しい陣痛の最中に痛感しました。
うんち騒動の後は、あれよあれよという間にお産が進み安産だったので良かったんですけど、、
一生忘れません。
まとめ
という方もいると思いますが、私のようにどん底に突き落とされる経験をした妊婦がいることも事実です。
産院選びは、部屋やご飯などの施設情報の他に、助産師さんなどの「お産に関わる人がどうか」を重要視したほうが良いです。