「体重管理」「体型戻し」は妊婦さんやママが気になるテーマだけに、諸説あり戸惑うこともあると思います。
だんだん大きくなっていくお腹におっぱい、それに伴い増えていく体重・・・
そんな気になる産前産後の「体重管理」「体型戻し」ウワサを集め、分かりやすく解説していきます。
パッと読むための目次
骨盤についてのウワサ
妊娠中は大きいお腹を支えるため、どうしても反り腰や猫背になりがちです。
それに伴い、骨盤が歪んだり、傾いたりしてしまいます。
骨盤を歪んだまま、傾いたままにしておくと、お腹のぽっこりが目立ったり、おしりも垂れてきてしまいます。
下着や整体などの外的な力にだけ頼っていては、骨盤を正しく支える筋力は育ちません。
産後体力が回復したら、毎日少しずつでいいので、エクササイズを始めていきましょう。
産後は長年の骨盤のゆがみの癖を取るチャンスでもあり、産前よりもスタイルが良くなる可能性も秘めていますよ。
まず骨盤の歪みをチェックしよう
あお向けになって、背面が床と接している面を感じてください。
片方だけ肩が浮いていたり、身体が歪んでいるのが分かったら、モゾモゾと全身をゆすって左右対称になるように整えましょう。
骨盤エクササイズはこちらの動画が分かりやすくてオススメです
母乳についてのウワサ
母乳育児は、食べた栄養がどんどん母乳になるので、体重は落ちやすいです。
しかし、体重が妊娠前に戻っても、筋肉が落ち、脂肪が増えていると、見た目はたるんだままです。
産後半年の体重と体型の戻り具合をグラフにしました。
産後半年以内で、半分以上のママが体重は元に戻っていることがわかります。
しかし、「体型が戻っているか」となると74%のママが戻っていないと感じています。
体型を戻すには筋肉で骨や脂肪を正しく支える力が必要になってきます。
骨盤ベルトや産後ガードルの力を借りて、産後の体型戻しのシェイプアップに活用していきましょう!
体型についてのウワサ
よく、企業広告などで謳われることが多く、焦る方も多いのですが、産後1年後でも3年後でも思い立ったときが始めどきです。
お産によるダメージは、自然分娩や帝王切開でも全然違いますし、個人差があります。
たとえ「安産」と言われていても、産後1ヵ月はゆっくりと静養しましょう。
骨盤が整いやすいのは、産後半年くらいまでと言われていますが、最初は間違った癖をつけないように正しい形を意識するだけで十分です。
体重についてのウワサ
妊娠中に体重が増えると、血圧が高くなったり、貧血になるなどのリスクはあります。
また、脂肪で産道が狭くなってしまう可能性もあります。
しかし、難産の原因は他にもたくさんあり、一概に体重増加だけが原因とは言い切ることはできません。
痩せすぎの妊婦さんによる「低体重児出産」のリスクも問題なので、適正体重を保つことを心がけましょう。
まずは自分の「適正体重」と「体重増加」について計算してみましょう
BMI(ボディ・マス・インデックス)は肥満度の測定方法です。
妊娠前の身長と体重を入れて計算すると、妊娠中の体重増加の目安がわかります。
増えすぎず減らし過ぎず、食事を管理
体重管理には低カロリーで高栄養な食事が必要となります。
妊婦さんの理想の食事としては、野菜を増やして塩分やカロリーを少なくしましょう。
キッチンに立つのもつらい妊娠中は、話題の「つくりおき」が便利です。
特に電子レンジ調理は、時短にもなるのでオススメです。
腹筋についてのウワサ
「妊娠中はおなかに力を入れてはいけない」と聞くこともあるかと思いますが、実は腹筋は大きくなるおなかを正しく支える為に、必要な筋力です。
赤ちゃんを守る壁の役割もあり、腹筋が弱いと腰痛やおなかの張りにもつながります。
また、分娩時に力が足りず、お産が長引く可能性も考えられます。
妊娠中は腹筋運動はしなくてもいいですが、腹筋を使う生活は心がけましょう。
まとめ
以上、産前産後の「体重管理」「体型戻し」について5つのウワサをご紹介しました。
産前産後の体調は、個人差が大きいので、決して無理をしないよう心掛けてくださいね。