一般的に、子どもの急な発熱・感染症などの病気の時は、保育園を利用することはできません。
登園禁止の感染症だったりすると、1週間以上は保育園に預けることが出来ないことも覚悟しなくてはなりません。
保育園に登園禁止になる感染症についてはコチラの記事を参照してください
多くの家庭は、子どもが病気の時に乗り切る方法として
- パパとママが交互に休んで乗り切る
- 祖父母に来てもらう
の2択が一番多いようです。
しかし、子どもの病気が長引くと乗り切れなくなります。
そんな時、頼りになるのは「病児・病後保育」
●病児・病後保育の利用の仕方
●病児・病後保育を利用する時の持ち物
●病児・病後保育を利用する時の注意点
パッと読むための目次
病児・病後保育の利用方法は?
地域の病児・病後保育施設によって若干異なる場合がありますが、一般的な利用方法をご紹介します。
1:病児・病後保育に事前に登録しておく
病児・病後保育施設は、子どもが病気になったからといって急に利用することはできません。
施設によっては、当日登録で対応してくれる所もあるようですが、基本的には事前に登録が必要になります。
登録料は無料ですが、年度ごとの登録(更新)が必要になります。
病児・病後保育ってどこでやってるの?
市区町村の窓口に問い合わせるか、「全国病児保育協議会」のホームページにある施設一覧をチェックしてみてください。
病児・病後保育以外の緊急の預け先についてはコチラの記事を参照してください
2:病児・病後保育を利用する前に予約をする
病児・病後保育は利用する前に、電話やインターネットで予約が必要です。
空きがない場合は利用不可能な場合があり、特に風邪の流行しやすい季節は定員いっぱいのことが多いです。
3:主治医に「指示書」をもらいましょう
予約ができたら、来所の前日か当日の朝に、かかりつけの医師に指示書や投薬の指示書などを記入してもらいましょう。
病気の子どもを預かるため、かかりつけ医師の診断書や指示書が必要な場合が多く、病院に連れて行かずにいきなり病児・病後保育に預けることは、基本出来ません。
4:予約時間に登園しましょう
利用時間や料金は、各施設によって違いますが、登園時間はだいたい通常の保育園と同じです。
料金は2500~3000円ほどのところが多く、病気の症状にもよりますが、給食もあります。
はしかやおたふくなどの感染症子どもの場合は、他とは隔離された保育室で預かることになります。
病児・病後保育を利用するときの持ち物
一般的に、病児・病後保育で必要な持ち物は以下となります。
●着替え一式(2組)
●パジャマ(1組)
●肌着(2~3枚)
●食事用エプロン
●おしぼり用タオル
●布団に敷くバスタオル
●パンツ(2~3枚)/紙おむつ(5~6枚)
●汚れもの袋(スーパーの袋など)2枚程
●健康保険証のコピー
●主治医の指示書
●薬
●利用料金
病児・病後保育を利用するときの注意点
病児・病後保育は預かれる子どもの定員がシビアに決まっています。
ですから、もし預ける必要がなくなった(キャンセルしたい)場合は、必ず連絡を入れましょう。
また、市販の薬の持ち込みは基本的に禁止されています。
きちんと、かかりつけの医師に処方された薬を持っていくようにしましょう。
まとめ
病児・病後保育をするためには、あらかじめ登録が必要なところが多いので、もしもの時のため、早めに利用登録だけは済ませておきましょう。
また、かかりつけ医の診断書や指示書などが必要な場合が多いので、急に行って預かってもらうことはできませんので注意してくださいね。