「家事全般は全て妻の仕事」という時代はもう昔の話ですよね。
今は夫も家事に参加が当たり前の世の中になっています。
特に共働きの家庭が増え、長寿社会となっている現代において「家事スキル」を身につけておくことはマイナスではないと思います。
そこで、今回はいかに家事をしてくれたパパを「上機嫌」にさせ、いかに次に繋げるか、デキるママのマル秘テクニックについて、ご紹介したいと思います。
あなたのパパはどのタイプ?
- 家事も育児もまったくやらないタイプ
- 家事は積極的にやるが、育児はできないタイプ
- 育児は積極的にやるが、家事はできないタイプ
- そのときの気分次第でやるタイプ
- 家事も育児も決められたことだけやるタイプ
- 家事も育児もお願いすればやるタイプ
- 家事も育児も何でも積極的にやるタイプ
①のタイプはかなりの問題パパです。
⑦のタイプであれば文句なしですが、なかなか現実はそうもいきません。
②~⑥のタイプのパパであれば、まずまずと考えましょう。
パッと読むための目次
パパを家事に引き込むには?
子育ては夫婦平等が理想的ですが、実際はママの方に負担が来る場合がほとんどです。
まず、ママ自身がパパにどこまで求めるかを整理しましょう。
感謝上手/褒め上手になろう
家事をして「ありがとう」と感謝の言葉を伝えるのは、もちろんみんな当たり前にやっていることだと思います。
余談ですが、人間は感謝されたり褒められたりしたい生き物です。
特にパパは会社の中で、他人からの評価によって、自分の存在意義・価値を感じます。
ですので「パパの印象に残る褒め方」をしなければなりません。
ママは褒めたつもりでも、印象に残らない褒め方していると「褒められたことがない」と感じ、パパのモチベーションがだんだん下がっていきます。
「ありがとう」という言葉にプラスアルファ
そこで、単なる「ありがとう」という言葉にもう一言添えることが上級者テクニックです。
いつも○○してくれて、ありがとう
○○してくれてとっても助かった、ありがとう
あなたも疲れているのに、ありがとう
パパへの気配りの言葉や自分の素直な感情を添えると「ありがとう」という言葉がイキイキして聞こえませんか?
具体的に褒めることが、嬉しいポイント
また、褒め言葉も「上手」「すごい」だけではやっぱりパパに響きません。具体的な褒めポイントを探すことが大切です。
あなたって○○するのが上手だよね
○○もついでにやってくれるなんて気が利くわ
さすが、ピカピカになってる
また、男性は女性よりも勝ち負けにこだわる習性があるので
それを使って磨くなんて、私は気づかなかったな
やっぱり(パパ)がやると早いわ
など「私の負け=パパの勝ち」という褒め方も、男性が喜ぶ褒め方ですのでオススメです。
また、感謝や褒め言葉を決して出し惜しんではいけません。
「感謝や褒め言葉を連発しすぎるとありがたみがなくなるのでは」と思っているとすればそれは大きな間違いです。
感謝や褒め言葉は、パパが「終わった」っと達成感に浸っているタイミングを逃さず言うことが大切です。
「後から言おう」と思っていても、時間がたつと忘れてしまったり、改まって言うのが何か照れくさくなってしまいがちです。
ですのでやり終わったその場ですぐにどんどん言いましょう。
もちろん、相手の目を見て言うことや、素敵な笑顔付きで!言い方次第ではわざとらしく聞こえたり、嫌みや皮肉と受け取られる場合があります。
家事に不満がある場合
夫の家事に洗い残しがあったり、不満があったりする場合もあると思います。
そんな時は第一声を「ここ、まだ汚れてる」というのではなく、まず夫が「終わった」という達成感に浸ってる間に感謝と褒め言葉を言いましょう。
不満がある部分はあとからさりげなく指摘するのが賢い方法です。
「さすが、男性だと力が強いから私が洗い落とせなかった所もきれいになってるわ、ありがとう!あ、でもここは男性の力でも落ちなかったんだね、洗剤変えたら落ちるかな~」
などと話の流れを持っていけば「じゃぁ、もう一回洗ってみる」と夫が素直にやり直しに応じてくれるかもしれません。
感謝・褒め言葉のさらなる上級テクニック
「○○さんが・・・」と第三者をうまく使うことが上級テクニックです。他の人の発言にすることで、夫の受け取り方も全く変わってきます。
●私の母が(パパ)のこと「よくやってくれるよね」って言ってたよ
●(子ども)が「パパすごい」って尊敬してたよ
●(子ども)が「パパお仕事も頑張ってるのに○○も出来るなんて」と驚いてたよ
などと第三者からの評価にすると「周囲から認められた」という気持ちになり、パパの満足感が増します。
また、パパにわざと聞こえる範囲で子どもに言ってもらうという手もあります。
子どもが父親を敬い、憧れの存在になるように演出するのも、デキるママの重要な役割かもしれませんね。
しかし、逆の立場で夫が肉体的・精神的に弱っている時こそ、このような言葉は心に染みます。
時には手を握ったりハグしたりなどスキンシップを取り入れながら、素直にパパに気持ちを伝えましょう。
優しい言葉や行動はパパの気持ちを癒すとともに、自分自身も優しい気持ちになることが出来ます。
また、「あなたと結婚できてよかった」などストレートな愛の言葉もたまにはかけてあげてはいかがでしょうか。
「パパからの優しい言葉がない」という方は、まず自分からパパへ優しい言葉を投げかけてみましょう。