この度、というか今さらかもしれませんが、マイクロファイバーの「布バスマットSUSU」から、一時話題だった「珪藻土バスマット」に変えてみました。
この記事では、「SUSU」と「珪藻土のバスマット」の違いについて、詳細にレビューしていきます。
我が家ではずっと、「SUSU」というマイクロファイバー素材の布バスマットを愛用していました。
しかし、ちょっと油断すると
なので先日思い切って、ひと昔前話題に上がった
「珪藻土バスマット」
の購入に踏み切りました。
その使用感と使い心地は、布バスマットと比べていかほどか?を書いてみました。
パッと読むための目次
「SUSU」と「珪藻土」のバスマットについて
「SUSU」ってどんなバスマット?
山崎産業株式会社さんのバスマットです。
このバスマットの「毛」みたいなものが、1本1本極細の繊維になっていて、抜群の吸水力を発揮します。
詳しく知りたい方は、山崎産業さんSUSU特設ホームページへ
「珪藻土」ってどんなバスマット?
珪藻土は「けいそうど」と読み、植物性プランクトン(藻)が化石化した堆積物(堆積岩)です。
昔から火に強い土として、七輪、コンロ、耐火断熱レンガの原料として使用されてきました。
現在は、ビールやお酒のろ過材として使用されたりしています。
珪藻土そのものには接着能力はないので、石灰やアクリル系接着剤を混ぜてバスマットを形作っています。
珪藻土とSUSUバスマットの踏み心地の違い
SUSUバスマット
モコモコふわふわで気持ちのいい踏み心地です。
周りの毛が優しく足を包み込んでくれます。
体重制限や置く場所制限もありませんので、好きな場所に置くことが出来ます。
珪藻土バスマット
ひんやりとサラッとした新感覚の踏み心地です。
ツルツルに磨かれた石の上に乗っているような感じです。
体重制限があり、商品によりますが大体~80Kgまでとなっています。
また、少しでも段差のある場所に置いて踏むと、割れる可能性がありますので注意が必要です。
珪藻土とSUSUバスマットの吸水性の違い
SUSUバスマット
お風呂、1番に上がる人は感じませんが、2番目に続けて上がると湿った感じがします。
「びちょびちょ」というわけではありませんが、毛が長い分、バスマットが足に触れる面積も大きいので濡れているのが伝わってきます。
珪藻土バスマット
バスマットに乗った瞬間、ひんやりとはしますが、濡れてる感じは一切しません。
乗ったそばから、水分が吸収されていくので、お風呂上がりの順番が遅くても、全く気になりません。
娘が濡れた足で何度も乗って遊んでいましたが、瞬間吸収!!
しばらく後は残りますが、表面はサラッとしています。
珪藻土とSUSUバスマットのお手入れ方法の違い
SUSUバスマット
洗濯機で洗うことが出来ます。
本当は洗濯ネットに入れて洗った方がいいみたいなんですが、めんどくさがり屋な私はそのまま洗濯機にポイしていました。
ただし、洗濯機に入れずに忘れて敷きっぱなしだったり、干して乾かしておかなかったりすると、たちどころにカビの餌食となります。
我が家のカビの餌食となったSUSU
表面の毛の部分がカビることはほぼ無いのですが、裏面の滑り止めになっている部分がカビに侵されてきます。
また、夏場の暑い日に、裏面同士がくっついた状態で干すと、滑り止めが熱で溶けてひっついてしまいます。
無理やり剥がすとこのようになります
SUSUの特徴毛の部分が、少し後ろ側へせり出しています。
珪藻土バスマット
洗うことは出来ませんが、使い終わったら立てかけておくだけでOKです。
基本的には毎日立てかけておいた方が、長持ちさせる秘訣みたいですが、目安としては
●夏場なら週1~2回
●冬場なら3日に1回
ぐらいで大丈夫みたいです。
直射日光
天日干し
床暖房
珪藻土バスマットが反ったりして、割れる原因となるためNGとされています。
また、珪藻土はたくさんの小さな穴が開いた構造なので、長期使用すると表面の穴にホコリや皮脂が詰まってしまい、吸水性が落ちます。
吸水性能が落ちたなーっと思ったら、珪藻土バスマットの表面を紙やすりで削ると復活します。
紙やすりのお手入れ方法
目が細かな400番程度のやすりがおすすめです。
ホームセンターなどで手軽に買えますし、珪藻土バスマットによっては、商品とセットになっている場合もあります。
紙やすりをかけるときは、細かい削りカスの粉が出るので、屋外でやった方がいいです。
紙やすりをかけているときに、力がかかると割れる可能性があるので、必ず平らなところに置いて削るようにしましょう。
普段よく乗る中央部付近の吸水性が悪くなりがちですが、同じところばかり磨くと、そこだけ厚みが薄くなり、力がかかった時に割れる弱点になるので、全体にまんべんなくやすりをかけましょう。
削り終わったら、削りカスを掃除機などで吸って完成です。
珪藻土・SUSUバスマットの使用期間(寿命)の違い
使用寿命は、SUSU・珪藻土バスマット共に明確な決まりはありません。
個人的にな意見としては
SUSUは自分が許せない範囲まで、カビが生えてきたら終わり(約1年)
珪藻土は割れたり、とれない汚れが目立ってきたら終わり(約2~4年)
かなっと思っています。
バスマット違いのまとめ
ここで、SUSUと珪藻土バスマットの違いを、分かりやすく表にしてみました。
SUSUバスマット | 珪藻土バスマット | |
価格 | 2000円前後 ※幅60cm商品の場合 |
3000~8000円 ※幅60cm商品の場合 |
吸水速乾性 | △ 1人なら十分 |
〇 何人でも大丈夫 |
洗濯 | 〇 | × 陰干しのみ |
体重制限 | なし | あり 約80Kg |
設置場所 | どこでもOK | 凸凹な場所NG |
お手入れ | 毎日干さないとすぐカビる | 夏場:週1~2回 冬場:3日に1回陰干し 半年1度の紙やすり |
寿命 | 使い方によるが 約1~2年 |
使い方によるが 約2~4年 |
珪藻土バスマットはSUSUに比べると、吸水速乾性が抜群です。
しかし、SUSUよりも高価格なので、お金を出しても
「珪藻土バスマットを使いたい」
と思えるかどうかが大きなポイントになります。
洗濯不可という点も
と感じるか
と心配になってしまうかは、大きな分かれ目です。