一時期、爆発的に話題となった「ココナッツオイル」
気になってはいたけれど、どう使うかわからないし・・・となかなか手を出せずにいました。
そんな時、知り合いからもらったココナッツオイル。
まだ使ったことのない未知の物って「何に使えるのか?」「どう使うのか?」困りますよね・・・
ココナッツオイルって何に使うの?
ココナッツオイルはどう使えばいいの?
子どもに使っても大丈夫?
パッと読むための目次
ココナッツオイルを料理に使う
ココナッツオイルは、揚げ物・炒め物などに使っても胸焼けせず、自然な甘い香りが特徴です。
最後の仕上げに「かけるだけ」「のせるだけ」でも十分に楽しむことが出来ます。
すぐできるココナッツオイルの料理活用法
味噌汁に入れる
和食に欠かせない味噌汁とも実は相性が抜群!
ココナッツオイルのおかげでコクがでるから、味噌汁はうす味で十分ですし体にも優しい。
コーヒーに入れる
ティースプーン一杯のココナッツオイルを加えると、ほんのり甘いフレーバーコーヒーになります。
スムージーに混ぜる
ココナッツオイルをいれると、野菜の青臭さがマイルドな感じになります。
基本的にどんな味にも合いますが、定番は小松菜・リンゴ・キウイ・パイナップルが美味しいです。
アイスにかける
ココナッツオイルは25℃以下で固まるので、アイスにかけるとパリパリになってやみつきの食感になります。
バターの代わりにつかう
じゃがバターのときにココナッツオイルを使うなど、バター感覚でココナッツオイルを楽しむのもアリです。
ココナッツオイルは他の油に比べて酸化しにくいってホント?
ココナッツの実は、南国の暑い日差しから実を守るために固い皮と繊毛で覆われています。
実はこれ、鮮度を守るために培ってきた自然の作用で、他の植物油に比べると圧倒的に参加しにくいと言われています。
実際にココナッツオイルは、酸化の指標となる不飽和脂肪酸が少なく、飽和脂肪酸を多く含んでいます。
気温25℃以下で固まり、25℃以上でさらっとした液状になりますが、固体と液体を繰り返してもほとんど劣化しません。
ココナッツオイルは子どもに食べさせても大丈夫?
ココナッツオイルは子どもに食べさせても問題ありません。
それどころか多くのメリットがあります。
ココナッツオイルのメリット
ココナッツオイルに豊富に含まれている「ラウリン酸」には
- 免疫力強化
- 抗菌作用
- 抗炎症作用
などがあり、そのラウリン酸を高濃度に含む天然の食品は「母乳」しかありません。
ココナッツオイルをどうやって子どもにあげるの?
乳児の場合は
粉ミルクなら哺乳瓶1本あたり小さじ1/3の温めたココナッツオイルをいれる
幼児の場合は
食事に小さじ1/2~1杯加える
また、天然のものなので口に入っても安全なので、子どものリップクリームやハンドクリームとしても使うことができます。
ココナッツオイルがダイエットに効果があるって本当?
ココナッツオイルはダイエットに適しています!
基礎代謝がアップし、ためこんでしまった体脂肪を燃えやすくしてくれます。
ココナッツオイルの中にある中鎖脂肪酸は、体内に吸収されるとすぐに肝臓に運ばれ、腸の消化吸収に消化酵素を必要としないため、長鎖脂肪酸の約4倍のスピードですばやく分解されて、およそ10倍も速くエネルギーとして代謝されます。
最近では、糖尿病にも効果が期待できると注目を浴びています。
ココナッツオイルはスキンケアとしても使える
ココナッツオイルに含まれるラウリン酸は、分子量が小さく、酸化しにくい素材です。
●抗菌作用があるので、ニキビケアや炎症予防になる
●浸透性が高く、保湿効果がある
●メークのノリがよくなり、シミ予防にもなる
ココナッツオイルはアンチエイジングにも効果がある
ココナッツオイルの主成分であるラウリン酸には高い抗酸化力があり、体内の様々な酸化物質を排除し、細胞を活性化してくれます。
また、抗菌・抗炎症作用もあるので、体の酸化によるさびつきを改善してくれる効果も期待できます。
また、ココナッツオイルから作られるケトン体は、脳を活性化してくれる(アルツハイマー病予防)に役立ちます。
さらに、老化を促進すると言われる活性酸素から身を守ってくれることも最近の研究からわかってきています。
ココナッツオイルはアレルギー体質の人がつかっても大丈夫?
ココナッツオイルは低刺激で、アレルギー反応が出る可能性は極めて低いとされています。
しかし、絶対に出ないというわけではないので、肌の弱い方はまず腕の内側などで試してみてください。
ココナッツオイルに含まれるラウリン酸には、
- 湿疹
- 水虫
- ガンジダ
などの原因となる「肌トラブルの予防」に有効であることが、臨床研究で証明されています。
特に、黄色ブドウ球菌に対する抗菌作用や、アトピー性皮膚炎の皮膚乾燥にも効果的だと報告があります。
ココナッツオイルを肌に使ってシミや日焼けの原因にならない?
ココナッツオイルは、日焼けどめの役割は果たしませんが、紫外線を通さず日焼けだけを促進するので、健康的に綺麗に焼くことができます。
うっかりひどい日焼けをしてしまった時に、ココナッツオイルを塗ると、抗炎症作用が働いて症状がやわらぎます。
意外編:ココナッツオイルは「うがい」にも使えて効果的
ココナッツオイルは、抗菌・殺菌効果が期待できるため、行内の細菌を除去する目的で口内洗浄(オイルプリング)する方法があります。
このオイルプリングは、虫歯や口臭だけでなく、口内炎予防や風邪予防にも効果が期待できます。
小さな子どもが歯磨きをせずに寝てしまった時に、ココナッツオイルをひとさじ口の中にそっと入れてあげると虫歯予防にもなりますよ!
まとめ
私も、自分がココナッツオイルを使うために調べてみてこれほど優れたオイルだとは知りませんでした。
ココナッツオイルを次また新しく買う・使い続けたい場合にチェックしたいポイント
- 国が認定しているオーガニック認証マークを取得しているかどうか
- ラウリン酸の含有量はどのくらいか(100グラムあたり40~50グラムの含有量が理想)
- 栄養や風味を損なわない低温圧搾(コールドプレス)かどうか
- 製造過程で無精製・無漂白であるか
などをチェックしてみて下さいね!