赤ちゃんの肌着やウェアって
と、はじめての育児の疑問の種ですよね。
この記事では、そんな疑問を解決すべく、赤ちゃんの肌着やウェアについて、図解入りで分かりやすく解説しています。
パッと読むための目次
そもそも肌着とウェアの違いって?
肌着
肌着はその名の通り、肌の上に直接触れる服です。
赤ちゃんは汗をたくさんかくので、汗取りの為に、夏でも必ず1枚は肌着を着せてあげましょう。
ウェア
肌着の上に重ねるのがウェアです。
室温や気温によって肌着の上にウェアを重ねて、着せてあげましょう。
肌着やウェアはどんなサイズを選べばいいの?
新生児は50~60cmサイズを選びましょう。
サイズが大きすぎると、赤ちゃんが動きにくく汗取りになりません。
また、赤ちゃんが動いた時にオムツがズレて、おしっこやうんちが漏れてしまう原因になりますので、ジャストフィットした肌着やウェアを選びましょう。
どんな素材のものがいいの?
赤ちゃんの肌に直接触れる肌着やウェアは、肌に優しい素材であることはもちろん、吸湿性や通気性、伸縮性などに優れているものを選びましょう。
フライス素材
「フライス」とは、ゴム編みといわれる生地の編み方をして、まさしくゴムのように横に伸びたり縮んだりする生地のことで、別名「リブ編み」とも呼ばれています。
・伸縮性に優れている
・表裏とも同じ編み目で、生地に裏表がない
・生地の端が丸まりにくい(カーリング・耳まくれしにくい)
・若干厚みがあり、手触りがいい
・程よい厚みの生地なので、季節を問わずオールシーズンで着ることが出来る
・吸湿性・通気性に優れている
・体に締め付け感が無いのに、ぴったりフィットする
Tシャツの襟、ポロシャツやセーターの袖口、裾の部分によく使われています。
また、下着、細身のデザインのTシャツやカットソー、セーター、カーディガンの生地にも多く採用されています。
ニットガーゼ素材
ガーゼは木綿の糸を使って、目の粗い平織物に仕上げた生地のことです。
ガーゼは目が粗い分とても通気性が良く、軽くて柔らかいので、肌のデリケートな赤ちゃんでも安心して使えます。
また、ニット編みの糸の間の空間に空気が留まり、吸湿性も良いので、汗を良く吸い取って保温も良くしてくれます。
天竺素材
天竺素材は、別名を「メリヤス編み」とも呼ぶニット生地の編み方の一種類とされています。
特徴は、横へ伸縮する力が大きいことで、お店で販売されているTシャツやセーターなどの多くがこの天竺素材を使っており、サラッとした肌触りで通気性がいいです。
赤ちゃんの肌着・ウェアの種類について
短肌着ってなに?どんな時に使う?何枚必要?
赤ちゃんの肌の上に直接着せて、汗をすうためのもの。
日に日に大きくなる赤ちゃんの成長に合わせて、打ち合わせ部分をずらして大きさを調節できます。
コンビ肌着ってなに?どんな時に使う?何枚必要?
自分で体温調節が苦手な赤ちゃんのため、短肌着の上に重ねて使います。
赤ちゃんの足の形に合わせて、すそが広がっており、股スナップではだけにくいのがポイントです。
2ウェイオールって何?どんな時に使う?何枚必要?
おむつ替えが頻繁な新生児期は、筒状のドレス型にして、足の動きが活発になってきたら、股スナップをつけてと、2パターンで使用できます。
ジャンプスーツって何?どんな時に使う?何枚必要?
内側がボアやフリースで、暖かい空気を含み、外側は撥水素材などで雨や雪を弾く防寒具です。
寒い日にベビーカーで外に行くときに重宝します。
温度調節着って何?どんな時に使う?何枚必要?
室内でも「少し寒いかな~?」という時に、着脱が簡単なベストタイプやスリーパーがあります。
季節に合わせたあかちゃんの肌着の着せ方は?
赤ちゃんの肌着【春・秋】
日中は暖かくても、朝や夕方は肌寒さを感じます。
汗取りの短肌着の上に保温用の肌着を重ねて、体温調節をしてあげましょう。
赤ちゃんの肌着【夏】
気温も湿度も高くて、むしむししやすい季節です。
放湿性や通気性のよい素材で快適さをキープしてあげましょう。
赤ちゃんの肌着【冬】
北風が冷たいこの季節は、防寒着もプラスで赤ちゃんが冷えない様に注意しましょう。
暖房がついている部屋に入ったら、すぐに脱げるように着脱しやすいものがオススメ!
また、赤ちゃんは手足で熱を放出して体温を調節しているので、家の中では裸足で大丈夫ですが、外出時には靴下があると安心です。
赤ちゃんの肌着やウェアは必ず水通しが必要
買ったばかりのベビー肌着やウェアは、糊がついたままになっている可能性があります。
赤ちゃんの肌へ刺激になりますので、必ず1度は水洗いしましょう。
基本的には水洗いでOKですが、洗剤を使う場合はベビー専用のものを使用しましょう。
まとめ
赤ちゃんは、汗っかきなうえに、吐き戻しやうんち・おしっこ漏れなどで、1日に何度も着替えます。
夏場はすぐに乾きますが、冬場はなかなか乾かなかったりするので、多めに準備しておくと安心ですね!