季節の変わり目や、感染症が流行する時期、赤ちゃんの鼻水に悩むパパやママが多いのではないでしょうか。
真夜中に、鼻づまりの息苦しさから赤ちゃんが何度も起きてしまい、親子で寝不足なんて辛い思いをすることもありますよね。
特に、母乳やミルクの赤ちゃんは、鼻水で鼻が詰まっていると呼吸が出来なくて、上手く飲むことが困難になります。
そんな時に味方になってくれるのが「鼻吸い器」
と言う疑問に、両方を使って比べてみた感想を記事にまとめました。
パッと読むための目次
手動代表:ピジョン 鼻吸い器 お鼻すっきり
初めて買った鼻吸い器がこちらの、親が口で吸ってあげるタイプの物でした。
「ピジョン 鼻吸い器 お鼻すっきり」を使ってみたメリット
めっちゃお手軽
ちょっとした鼻詰まりでもサッと取り出して、スッと吸うことが出来ます。
自分で吸う力を調整できるので「一瞬だけ吸いたいなぁ~」って時は、鼻吸い器を近づけて「チュ」っと吸っておしまいです。
安いのが嬉しい
価格は700円~800円前後でどの店でも1000円までに購入できるので、お試しで買うにはちょうどいい商品でした。
また、ドラッグストアや子供専門店西松屋などに大抵置いているので、気軽に購入できます。
準備が簡単で楽チン・持ち運びもOK
洗う際に分解しても、組み立ては凄く簡単で数秒あれば元通りです。
収納ケースに、パーツを分解せずそのまま入るので、サッと取り出してすぐに使えます。
ケースに入った状態で手のひら位の大きさなので、お出かけカバンに入れても邪魔になりません。
清潔に保てる
赤ちゃんの鼻水には、ウイルスや細菌が潜んでいますので、鼻を吸った後はしっかりと洗浄、消毒をする必要があります。
「ピジョン鼻吸い器お鼻すっきり」は全てのパーツを簡単に外すことが出来るので、洗ったり消毒するのがとても楽です。
吸った後、放置しておくとカビなどが発生して不衛生になり、ウイルスや細菌が増殖してしまう可能性もあります。
うつりにくい設計
という疑問がありますが、「ピジョン鼻吸い器お鼻すっきり」は、逆流防止のパーツがついているので
「親が赤ちゃんの鼻水を吸ってしまって、風邪がうつってしまった」
という事はありません。
「ピジョン 鼻吸い器 お鼻すっきり」の使い方
こちらの動画1分16秒から使い方説明があります。
文章で説明するより、動画の方が分かりやすいのでコチラをご覧ください
「ピジョン 鼻吸い器 お鼻すっきり」を使ってみたデメリット
吸い取りが結構しんどい
動画で
「チューブが1本なので、少ない吸引力で楽に吸い取ることができます」
とありますが、楽じゃない。
吸う度に「ハァハァ」「ゼェゼェ・・・」(;゚∀゚)=3
しかも、赤ちゃんが泣いて嫌がるので「早くしてあげなきゃ!」って焦って余計つらい。
粘っこい鼻水は取れない
人間の吸引力には限界があります。
強力なネバネバの鼻水は、どれだけ頑張っても取ることは出来ません。
「ピジョン 鼻吸い器 お鼻すっきり」の評価
手軽さはピカイチですが、一番解決したい「鼻水をとる」という部分が、難アリな結果となってしまいました。
水状のサラッとした鼻水なら「ズズズズーッ」と簡単に吸いだせるのですが、ネバネバ鼻水は人力では無理です。
電動代表:メルシーポット
こちらは電動タイプの鼻吸い器です。
「メルシーポット」のメリット
お手入れがしやすい
他の電動鼻吸い器と比べると比較的部品が少なく、掃除がしやすく衛生的に保つことが出来ます。
新型は旧型の2つ分のパーツを1つにまとめたりと、極力少数の部品で使える様に改良されています。
抜群の吸引力
手動に比べると「さすがは機械!」抜群の吸引力です。
ネバっとした鼻水も付属の「ベビちゃんクリップ」という洗濯ばさみのようなクリップで、吸引ホースを挟んで放すと、「ジュゴッ」と吸い込んでくれます。
今回は最新型のメルシーポットを紹介していますが、旧タイプは3段階に鼻水の吸い加減を調整できました。
最新型のメルシーポットは、旧タイプの最高3の吸引力しか搭載していません。
併用販売されているので、弱い1.2の吸引力も欲しいという方は旧タイプをオススメします。
大人でも使用可能&高評価
0ヵ月から花粉症の大人まで使えるのが嬉しいところです。
レビューや口コミも、楽天・Amazon・ヤフーショッピング全て★4以上と高評価です。
楽天評価(一部抜粋)
我が家には3歳5歳の子供がいます。一見、もう必要なさそうな年齢のように感じますが、買って正解でした。一度鼻水を出しだすとかなり長引き、中耳炎やら蓄膿症になる始末。3歳にいたっては薬も嫌がって毎回手こずるので、とても困っていました。それに鼻水を出すたびに病院へ行き抗生剤やらなんやら薬を飲ますのも…正直どうなんだろうと思い、ずっと悩んでいた電動鼻水吸引器を思い切って購入しました。
手元に届いてさっそく使いましたが、びっくり!口で吸いだすやつなんて足下にも及びません(笑)本当に耳鼻科レベルで吸い取ります。べびちゃんクリップを使えば、奥の方にある鼻水もスッととれるので、こっちもスッとします(笑)
Amazonレビュー(一部抜粋)
今まで「吸引機なんてそんなに使わないな」と思って、直接吸う吸引機700円程度→親も風邪うつる&肺活量が必要で咳き込む。ハンディの吸引機5,000円程度→吸うには吸うが、鼻の手前に出たものしか吸えないので寝る前に吸引しても就寝中鼻がつまって泣き出して辛い。だったので今回メルシーポットを買って全てが解決しました!本当に0歳から買えば良かった!!!
ヤフーショッピングレビュー(一部抜粋)
1歳9ヶ月の子が鼻風邪をひき、毎日耳鼻科で鼻水を吸引してもらっていたが、子供はギャーギャー泣き叫び、耳鼻科の先生は毎回ため息混じりで嫌な顔をするので、子供のためにも今日帰ったらすぐに電動吸引器を買おうと決めました。口コミを見て、お手入れがしやすく、鼻の奥につまった鼻水も取れるとのことが魅力で金額は高いが即決。翌々日に到着。すぐに使ってみましたが、鼻水が取れる取れる!子供のスッキリした顔を見たら心から買ってよかったと思いました。鼻水はキレイに取ったと思ってもすぐに生成されるので、気になったらすぐに吸引すればいい。毎日耳鼻科に行く労力を考えたら、一家に一台は必要だと思いました。保育園に通うようになり、これからも鼻水とは長く付き合うことになりそうなので、本当に買ってよかった。
メルシーポットの使い方
こちらも動画がありますので参考にして下さい
メルシーポットのデメリット
価格が少々お高い
やはり手動タイプに比べるとお高くなります。
大体の相場で、1万円ちょいの11,000~13,000円までで購入できます。
外出時の持ち運びは厳しい
旅行ならまだしも、ちょっとした外出時に持ち運びは厳しい大きさです。
重さも800gと1キロ近くありますので家で使う専用な気がします。
また、電池式ではなくコンセントにさして使うタイプとなります。
音が大きい
抜群の吸引力を誇るメルシーポットですが、その分音が少し気になります。
鼻吸い器が嫌いな子供なら、音を聞いただけで怖がるかもしれません。
低評価レビューのほとんどは、この「音」に関するものでした。
「メルシーポット」の評価
手動よりは断然吸ってくれるので「鼻詰まり解消」という部分では、合格点です。
ちなみに、低評価レビューで「吸引力が弱い」というのもありましたが、他の電動鼻吸い器に比べると「ベビちゃんクリップ」搭載のおかげもあり、吸引力はそこまで弱くは感じないと思います。
値段については、電動の電池式タイプでない鼻吸い器は、8,000円~15,000円くらいするので、メルシーポットは相応の価格なのかなという感じです。
まとめ
「鼻水をとる」と言う部分では、電動鼻吸い器「メルシーポット」が圧勝でした。
個人的には、「ピジョン鼻吸い器お鼻すっきり」も1000円未満で購入できるので、外出用やちょっとした鼻水用にあってもいいと思います。
また、より効果的に吸えるようにする方法はこちらの記事を参照してください
鼻水は放っておくと中耳炎になる可能性が高まってしまいます。
鼻水を吸うと、中耳炎になる可能性が6割減少するという研究結果がありますので、こまめに吸ってあげてくださいね。