7ヶ月になったばかりの下の子がベッドから落ちました。
原因は完全に親の不注意です。
この記事では、ベッドから落ちたときに調べたこと、役に立った知識を書いています。
パッと読むための目次
どんなふうに大人用ベッドから転落したの?
そう言って、大人用のベッドの上に7ヵ月の娘を置きました。
一応、落ちない様に自分の枕と授乳クッションで、娘の周りを囲いました。
今までなら、枕や授乳クッションを乗り越えることは出来なかったので、ガードしていれば落ちることは無かったんです。
子供の成長、それは危険も倍増するということ
しかし、その日は枕を乗り越えて頭からフローリングの硬い床に落下しました。
まだ乗り越えることが出来ないと、甘く見ていた事を猛烈に後悔しました。
ベッドから落ちた後の子供の様子
ガゴンッ
と大きな音が聞こえ
と見に行くと、硬いフローリングの上で仰向けにひっくり返り、大泣きしていました。
ベッドの高さは約50cm程。
すぐにひろい上げ、あやしましたが、1分間ほどギャン泣き。
後で調べたところによると、落ちた直後すぐに泣くのは、良いことのようです。
落ちてから5秒以上の意識が無い(泣かない)場合は要注意です。
外傷は?
左前のおでこにたんこぶ、たんこぶの中がうっすら内出血していました。
みるみるうちに、赤く腫れてきたので冷えピタを貼って冷やしていました。
顔や頭は血流が豊富なため、ちょっとの傷でも出血が多いことがあります。
慌てず落ち着いて、止血してあげてください。
「たんこぶができれば大丈夫」は信用できない
よく、頭をぶつけたあとにたんこぶができたかを確かめ、たんこぶができていれば
と判断する人がいます。
しかし「たんこぶができれば大丈夫」は迷信であり、間違いです。
「脳の損傷」と「たんこぶ」は無関係なので、たんこぶができても脳にもダメージを受けている可能性があります。
たんこぶができた場合は、とにかく「冷やすこと」が大切です。
濡れたタオルや氷枕、冷えピタなどで押さえつけるようにして冷やしてあげてください。
ほとんどのたんこぶは、長くても1か月もすれば治ります。
ベッドから落ちた場合、病院に連れて行く目安
ベッドから落ちて、判断が難しいのが「今すぐ病院に連れていくかどうか」
2歳以下の場合、以下の「症状」があれば、病院につれていくべきとされています。
いつもより様子がおかしい、何となく意識がおかしい
- 視線が合わない
- 意識がない
- 反応が鈍い
- 目がうつろでボーっとしている
- 顔色が悪い
- 言っていることの辻つまが合わない
- 吐いた
- 目や耳の周りが黒くなってきた(頭蓋骨折の可能性)
など、いつもと何か違うと感じたら注意が必要です。
CTやレントゲンは「症状」がでないと受けることは難しい
ベッドから落ちて頭を打ったから、すぐに病院に行って、CTやレントゲンをとって検査して欲しい!
このように考えて病院に連れていっても、「症状」がでなければ、CTやレントゲンをとってもらうことは出来ないようです。
小さい子がCT・レントゲンを受ける場合、動かない様に「薬」を使用することがあり、その薬が幼児に少なからず影響を及ぼす可能性があるからとされています。
また、被爆などの問題も軽視できませんので「症状」が出ない限り、気軽にCTやレントゲンをとってもらうことは出来ません。
ただし、少しでも不自然な点やいつもと様子がおかしいと感じたら、すぐに受診してください。
ベッドから落ちてから24時間、特に最初の6時間は要注意
子供に何らかの症状がでるとすれば、24時間以内とされています。
ベッドから落ちて、最初の6時間は特に注意が必要です。
子どもの様子が少しおかしい、吐いたなど症状がでれば、すぐ医療機関を受診してください。
判断が難しい場合は「緊急相談窓口」にかけてみて
小児救急電話相談#8000
小児救急電話相談は、厚生労働省が実施している電話相談で、#8000をプッシュすれば、住んでいる都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師・看護師から適切な対処の仕方などのアドバイスを受けられる窓口です。
しかし、都道府県によってつながる時間が違い、24時間対応ではないため厚生労働省のホームページで時間の確認が必要です。
救急相談センター#7119
救急相談センター#7119は東京消防庁の相談窓口で、子どもに限らず、急な病気やけがをした場合や「救急車を呼んだ方がいいのかな?」と迷った際に電話で相談ができます。
救急相談センター#7119は24時間年中無休で対応してもらえます。
後悔、反省よりも先に対策を練る
ベッドから落ちて24時間様子見していましたが、怪しい「症状」がでることもなく今回は大丈夫でした。
と落ちてしまった後、ものすごく後悔しました。
しかし、反省はさておき「次回」は絶対にないように対策を練らなければなりません。