「夜間断乳」とは文字通り、夜だけ断乳(おっぱい・ミルクをあげない)方法のことを言います。
夜中の授乳中に、眠い目を擦りながら、SNSを見ていると
という投稿が目に飛び込んできました。
完全に断乳するわけではない、夜だけ断乳する夜間断乳。
この記事では、自分も夜寝たい、楽になりたい思いで、夜間断乳にチャレンジした記録を書きたいと思います。
パッと読むための目次
夜間断乳には魅力的なメリットが満載だった
SNSの投稿によると、夜間断乳にはたくさんのメリットが書かれていました。
- 昼よく飲み、夜はぐっと寝るようになる(生活リズムが小さいころから整う)
- 本格的に断乳するときに楽になる
- ママにとっても夜ぐっと寝れるので助かる
- 離乳食をよく食べるようになる
個人的には、添え乳(布団の中で、おっぱいを加えさせながら寝ること)の対義語だと思っており「夜間断乳」はとっても魅力的な授乳方法だと思いました。
夜間断乳はいつからできる?
夜間断乳は、最短でミルクやおっぱいを一定量飲めるようになる、生後3ヵ月からできるとされています。
が、ママが辛くなければ、ミルクやおっぱい以外での水分補給が可能となる6ヶ月以降、離乳食を始める時期くらいからの夜間断乳へのチャレンジを開始するのが無難です。
親の睡眠不足は育児の鉄則、避けて通れない道
産まれてすぐは
というくらい夜はよく寝る子でした。
しかし、徐々にハードモードの頻回授乳に突入。
私が下手くそ故に、添え乳をすると布団がビチャビチャになるので、眠い目をこすり毎回体を起こし、授乳クッションを使って授乳していました。
多いときは、9時(入眠のおっぱい)→12時→2時→4時→6時(起床)で授乳という感じ。
寒くなると頻回授乳は母子ともにつらい
真冬になると、授乳のたびに布団から出なければならないため、ぬくもりがリセットされてしまいます。
これが地味につらくて、再度寝る時にまた布団と体を温めなおしになります。
すぐに温まればいいのですが、最低でも温まるのに10分程かかり、その間考え事をしていると結局眠れなくなり、寝不足へとつながってしまいます。
夜間断乳を決行、ポイントは子供の安心できるものを探す
「今日から夜間断乳を決行します!」といっても、赤ちゃんには分からないので、いつも通り夜中に起き始めます。
我が家の夜間断乳方法ですが、子供が安心できるもの(こと)を探す所から始めました。
●触り心地のいいタオルやぬいぐるみ
●足や手を握ってあげる
●親の髪の毛や耳たぶを触らせる
●トントン など
子供が夜中にグズリ泣き始めたら、子供自身が「安心」できるであろう、これらの方法を試してみて下さい。
うちの子の場合、片手を握ってもう片手で髪の毛を触らせ、ギュッとしながらトントンすると、おっぱいなしでもう一度夢の世界に戻ってくれることが分かりました。
数分間グズリ泣きは必須
ただし、スッと寝てくれるなんて甘い考えは捨てましょう。
最初は、手を握ってトントンすると暴れる&泣くは当たり前です。
髪の毛も、ブチブチと音をたたて引きちぎられます。
それでも辛抱強く、赤子の手を握って菩薩の心でトントン・・・5~10分くらいでおっぱい無しで寝てくれます。
3日もすれば、母子ともに慣れてくる
3日間同じことを続けていると、
子供「起きても、おっぱいもらえないし意味ないじゃん」(イメージ)
親「はいはい、こうすれば・・・ほら眠くなってきた」(菩薩の心)
子供はだんだん夜中に起きる回数が減り、親は寝かしつけのプロになってきます。
風邪や病気は大敵、生活リズムが初期化された
姉妹揃って「インフルエンザA」に感染しました。
途端に、いままでの生活リズムがガラガラと音を立てて崩れていきます。
高熱により、何度も起きる、超絶に機嫌が悪い
脱水症状にならないように、少しでも機嫌が悪ければおっぱいをくわえさす日々。
インフルが終わるころには、もとの頻回授乳に戻っていました。
ですので、結果的にいうと「夜間断乳失敗」です。
また、もう少し時期を見て再チャレンジしようと思います。