この冬、姉妹仲良くインフルエンザA型にかかりました。
インフルエンザの感染を防ぐには、タオルを別にするとかマスクをするとか色々と対策があるようですが、小さな子供がいる兄弟姉妹内・家族内では感染は不可避だと思います。
余談ですが、「ガラガラうがい」は日本特有の文化で、他の国ではあまりしません。のどを潤すことに効果があるので、水を飲むだけでも予防はできるとされています。
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どれだけ気を付けていても家族内での感染は防げない
最初にインフルエンザAにかかったのは旦那。
うつらないように、気を使っていましたが、夜9時を過ぎた辺りから7ヵ月の次女発熱、つづき4歳の長女発熱。
次女と長女が発熱したとき
そう思い、実母に
電話を入れました。
すると
と言われました。
( ゚д゚)ポカン
インフルエンザって、実は結構怖い
インフルエンザは、免疫がキチンと働く普通の子供であれば1週間程度で治ります。
しかし、インフルエンザが重症化してしまった場合、「中耳炎」や「肺炎」「熱性けいれん」そして一番怖いのが「急性脳症」
●中耳炎・・・細菌やウイルスが喉から耳へ移動し炎症がおきる
●肺炎・・・気道を通して侵入した細菌やウイルスなどの病原体が肺内で増殖し、炎症がおきる
●熱性けいれん・・・ 生後3ヵ月から6歳までに38度以上の発熱を伴っておこるけいれん
●急性脳症・・・身体が病原体に対して反応を起こすことで、脳に急激なむくみが生じる病気
これらの症状に至る可能性があるので、少しでもインフルエンザの疑いがあるならすぐに病院に連れて行くのが吉です。
インフルエンザの予防接種は「重症化」しないためにある
インフルエンザの予防接種は、インフルになるのを防ぐためではなく、インフルの「重症化」を軽減する目的があります。
私も勘違いしていたのですが
という考え方は間違えています。
ですので、できるなら毎年打った方がよい予防接種になります。
インフルの予防接種でインフルエンザを発症することはありません。
初めて夜間救急センターに行ってみた
今回、事前に夜間救急センターに電話連絡し受診した方が良いのかを聞いてから受診しました。
真夜中なのに、救急センターがある区画だけすごく明るくて、すぐに場所がわかりました。
受付で「インフルかもしれない」と言うと「廊下で待っててください」と隔離されました。
他にも数人、廊下待機の人がいて機嫌の悪い子どもをなだめていました。
と心の中で勝手に同じ心境になりながら、順番を待ち診察を終えました。
結果は姉妹揃ってインフルエンザA型
結果を聞いて
と思いつつ、次は私自身がインフルだなという確信がありました(笑)
インフルエンザ処方薬「タミフル」は危険?
診察を受けて処方された薬は「タミフル」でした。
ひと昔前
と言われていたことを思い出し、怖くなってお医者さんに聞いてみました。
聞くところによると
異常行動(急に走り出す、暴れ出す等)や異常言動(突然「象が見える」「こわいこわい」母の前で「ママどこ」と言う等)はインフルエンザによるもの
だそうで、今は誰もそんなこと言わないよと言われてしまいました。
タミフルは必ず処方された分、飲みきる
夜間の救急センターだったため、タミフルは2日分しか処方してもらえませんでしたが、
と念押しされました。(通常5日分処方される)
熱が下がったから、もう治ったと判断してタミフルの服用を途中でやめてしまうと、インフルエンザがより強い耐性をつけて猛威を振るう可能性があるのだそうです。
まとめ
まず、インフルエンザに感染しないことが第一ですが、インフルの感染の疑いがあれば、たかがインフルと思わず、早期に受診することをオススメします。
インフルエンザ発症から、48時間以内に薬を処方してもらって飲むと、熱も比較的すぐに下がるので、子供にとっても楽になります。