先日、出産をして育休をとっている職場から、お祝いをいただいたので、お祝い返しに大手ネット通販サイト「楽天」で商品を購入しました。
しかし残念な事に、その商品に不備がありました。
いつもは温厚な性格(自分で言うのもなんですが・・・)で争いが嫌いな私が、我慢できずにこの度初めてクレームを入れてみました。
その体験談をここに記したいと思います。ただの愚痴、吐き出し記事になります。苦手な方は見ないでください。
パッと読むための目次
本当は入れたくないクレーム
実は私、本職がネットショップ経営責任者なんです。
だから、ネットショップの大変さも分かりますし、クレームの怖さも知っています。クレーム対応で残業なんてザラにありますからね。酷いときは、連日クレーム続きで胃がキリキリしだしたこともあります。
ネットショップを経営している人間からすると、「クレーム対応」って凄く嫌です。できる事なら誰かにやってほしい業務です。
ですから、本当はクレームなんて入れたくはないのです。が、どうしても衝動を抑えきれず「店舗お問い合わせ」からメールでクレームを入れました。
クレームの内容
楽天で買った商品は、本職である職場への「出産内祝いのお返しの品」です。
出産内祝いといえば、内熨斗(うちのし)に子供の名前を書くのが一般的ですよね。
その子供の名前の漢字が間違えていたのです。
と思われる方もいると思います。
でもね、子供の名前って親が一生懸命考えてつけた名前なんです。何日も何日も悩んで、悩みまくって命名しています。
漢字も子供の将来を想って「優しい子になりますように」「強くてたくましい子になりますように」っと願いを込めてつけています。
似ている漢字は世の中にたくさんあります。でも、今回内熨斗に印字されていた名前の漢字は、印字後にきちんと確認すれば分かるレベルのものでした。
間違えられた事によって「怒り」よりも「悲しさ」がこみ上げてきました。
普通は気づけない
商品は、内熨斗の上から包装紙で包んであり、普通は包装紙のまま相手に渡すので、熨斗を確認することは出来ません。実店舗で購入した場合は、熨斗の印刷確認があったりするのですが、ネット通販なのでそういうわけにはいきません。
今回、たまたま送った相手が私の目の前で包装紙を開けたので、名前の漢字が違うことに気付きました。ネット通販で購入した場合、依頼主は熨斗の内容が間違えていても、本来気づけないのです。
だから、「適当に印字しても大丈夫」「確認もしなくてOK」となってしまったのでしょうか。それとも、人手不足や忙しさで、それどころではなかったのでしょうか。
でもさ、もらった相手がもしその熨斗を見て「○○ちゃんの出産内祝いお返しありがとー」や「○○くん、元気~?」と手紙やメールをくれて、その名前や漢字が間違えていたら、モヤモヤしませんか?
こちらとしては、まさか熨斗が間違えられているなんて思いもしないので、相手の事を疑ってしまいますよね。
店舗の対応
クレームのメールを入れたのが、日曜日の午前中でした。午後には電話がかかってきていてその速さに驚きました。
「クレーム対応は迅速に」は鉄則ですが、日曜日の店舗休みの日に連絡がくるとは思っていませんでした。
企業の闇を感じます。
電話をくれた人は、とても丁寧に受け答えしてくださり、結局返金で対応していただけることになりました。
まとめ
以上が今回のクレームの全容です。
「これくらいの事でクレームいれるな」っと思われる方もいたと思います。「人間なら間違えて仕方ない」私もそう思います。
たかが名前。
されど名前。
一つ一つの文字に込められた親の願いを間違えないで欲しいものです。