帝王切開後に切り傷が痛いのはよく知られている話ですが、私は帝王切開後に「腰痛」に夜眠れない程悩まされました。
帝王切開術後、初日は絶対安静で、ずっと仰向けの状態。
翌日から歩行練習が始まるけど、お腹の傷が痛いので、ほぼベッドの上で仰向け。
そうすると、腰のある一点に集中的に体重がかかり、帝王切開後3日目にして腰痛以外のことを考えられないほどの痛みになりました。
座ってても痛い・寝てても痛い・立ってても痛い・気を紛らわそうとしても痛い
私の場合、普通に寝ても腰がげんこつ1個分浮くほど姿勢が悪かったため、特に集中的に負担がかかったようです。
加えて、帝王切開後の傷の痛みで体が緊張状態にあるのも影響して、文字通りえげつない腰痛に襲われました。
帝王切開産後の腰痛は冷やす?あたためる?
痛みは冷やした方が緩和されると思われがちですが、実は産後の腰痛には「冷え」は禁物です。
産後の腰痛にはというより、「産後のママの体には」と言った方が正しいかもしれません。
産後のデリケートな体を冷やしてしまうと、むくみや母乳の出に影響がでてしまう恐れがあります。
ですから、この場合は「あたためる」が正解です。
一晩中「湯たんぽ」を腰にあてていた
そう思って、限界まで腰痛を放置していたのが間違いでした。
看護師さんに相談したのが真夜中だったため、医師の診断が必要なシップの処方は叶わず、応急処置として、暖かいお湯の入った湯たんぽを持ってきてくれました。
その湯たんぽが、シップを処方されるまでの頼みの綱。
一晩中、窓の外を眺めながら、腰に湯たんぽをあてて突っ立っていました。(この時点で、寝て腰に負担がかかると激痛だったため、ずっと立ってた)
劇的に腰痛が改善されたということはありませんが、少しはマシになりました。
やっぱり、医療用で処方されるシップは最強
次の日、医師の診断を受け、医療用のシップを処方してもらいました。
貼ると若干痛みは残るものの、だいぶ楽になりました。
帝王切開後5日間ぐらい腰痛に悩まされましたが、医師に言うと「ここまで腰痛に悩まされる人は珍しい」といわれたので、私の姿勢がよほど悪く、腰に負担をかけていたのかもしれません。
ちなみに、腰痛以外にも痛かったことは、下の記事をご覧ください。
まとめ
これから帝王切開で出産をされる方、入院準備荷物の中に「湿布」を追加しておくといいかもしれません。
病院では、すぐに処方してもらえないこともあります。