納豆嫌いの子供が「くろめ納豆」をバクバク食べた
- 第21回 全国納豆鑑評会 (2016年2月19日/H27年度)
- 優秀賞(大粒・中粒部門) 全国農業協同組合連合会長賞
お土産でいただいた、大分県産のくろめダレを使用した納豆が、ビックリするくらい美味しかったので、是非一度食べて欲しいという思いで、この記事を書いています。
パッと読むための目次
くろめって何？
大分県の名産品で「海の納豆」とも呼ばれている海藻です。
大分では昔からよく食べられていて、強い粘りが特徴の昆布の仲間になります。
くろめの効果
くろめには海藻ポリフェノール（フロロタンニン）が多く含まれていて、脂肪の吸収を抑え、内臓脂肪の予防に効果があります。
糖尿病患者の食事療法にも使われている、優秀な食材です。
子供にも嬉しいくろめの効果
くろめには、野菜に含まれないヨード分やアルギン酸などのアミノ酸をはじめとする、鉄・カルシウム・リンなど、不足しがちになる栄養素がたっぷり含まれています。
また、くろめに豊富に含まれる海藻ポリフェノールは、発がん性物質や有害物質を大腸から排出させる酵素を発生。
そんな優れた食材が、納豆とコラボするんですから、親としては子供の食事に取り入れたいですよね。
くろめ納豆ってどんな味？
ほんの～りした甘味が特徴です。
砂糖によるしつこい甘さではなく、自然の絶妙な旨味を含んだ甘さ。
この甘味が、子供にうけたようで、納豆嫌いの娘が1パックをペロリでした。
原材料は
| [納豆] | 丸大豆（大分県産）（遺伝子組み換えでない）、納豆菌 |
|---|---|
| [たれ] | 糖類、（砂糖混合異性化液糖、砂糖）、醤油、食塩、植物性蛋白加水分解物、昆布エキス、ク口メ粉末、アルコ一ル、調味料（アミノ酸等）、増粘多糖類、（原材料の一部に小麦、大豆を含む） |
となっています。
スーパーの納豆売り場で、よく見る発泡の3連パック容器で売られています。
販売メーカーは原田製油有限会社(二豊フーズ株式会社) で、希望小売り価格が184円となっています。
豆は中粒で思っているよりネバネバしない
大豆の豆は、中粒（直径13ミリ）程度で、普通の納豆よりは少し大き目な印象でした。（ひきわりタイプもあります）
大豆のごろっと感に加え、歯ごたえは柔らかく、もっちりした感じです。
くろめの粘り×納豆の粘りで、すっごいネバネバを想像していたのですが、思っているよりは粘らない印象を受けました。
くろめ納豆ってどこで購入できる？
実は、「くろめ納豆」は大分県外での購入は困難なんです。
調べたところによると、通販で大手のAmazon・楽天・ヤフーショッピングには売られていません。
唯一「TOKINET（トキネット）」という通販サイトで「くろめ納豆」を購入できますが、配送エリアが全国ではなく、大分県内のみという残念な条件。
ですから、大分県に行って直接買うしかないという超レアな納豆になります。
大分県に旅行もしくは、お土産を悩んでおられる方は是非この「くろめ納豆」を検討してみてください。
さすが、全国納豆鑑評会で賞を受賞しただけある、納得できる味です。
どうしても納豆無理って方や「くろめ」を試してみたいって方は
乾燥くろめなら通販で購入することが可能です。
栄養はさることながら、美味しいのでぜひ一度お試しあれ！
