現代社会では「共働き」が当たり前ですが、どうしても家庭の負担はママにかたよりがちですよね。
子供のために、早退・遅刻・遅出は日常茶飯事・・・
突然休まなければならないこともあり、気付いたら職場で一番休みをとってるなんてこともあります。
だから、ワーママで仕事をしていると、どうしても職場で周りの人に迷惑をかけていると思ってしまうママも多いと思います。
そこで、職場での「好感度」が重要になってきます。
同じ働くにしても「嫌われながら働く」よりできれば「好感を持たれながら働く」方がお互いに気持ちいいですよね。
今回は相手に「好感」を持たれるような「言葉」を紹介します。
言葉の使い方ひとつで「好かれる人」「そうでない人」とに分かれます。
適切な言葉を使って職場での人間関係をよりよいものにしましょう。
パッと読むための目次
言葉の選び方その1:「お似合いですね」より「私は好きですよ」
褒める言葉というのは実はとっても難しいものです。
特に服や髪形を褒めるのは男性でも女性でも難しいものです。
そして、ほとんどの人が
と言ってしまいます。
確かにこの言い方でもOKですが、好感を持たれるか持たれないかでいうと△です。
好感を持たれる人は◎の言い方をします。
◎の言い方を知らない人は、とりあえず△の言葉でその場を乗り切ろうとします。
好感を持つ言葉は「私はその服、好きですよ」です。
言われた側にとっては、似合っているかどうかより、好きかどうかというほうが実は大事なのです。
「私は好き」という言葉が便利なのは、少々似合っていなくても言えるところです(笑)
時には本当に似合っていない場合もあります。
似合っているかどうかを言うには「根拠」が要ります。
「私は好き」という言葉には根拠は要りません。
話し相手が「好き」と言うのだからそれ以上の根拠は要りません。
「私は好き」は全てを救う万能の言葉なので覚えておいて損はないと思います。
仕事に例えると、提出した企画が良くできているか、出来ていないか、面白いか面白くないかには根拠がいります。
「この企画は面白くないけど、考え方は私は好きですよ」と言われたらどうでしょうか。
それだけで救われる気分になりませんか?
また、別パターンで部下に厳しすぎる主任に対して、上司が「もう少し優しく指導してあげた方がいいよ」と注意しました。
そのあとに「でも、君のその厳しさ、私は好きだよ」と言うことで、その場が一気に穏やかになりませんか?
言葉の選び方その2:「こんにちは、お世話になります」より「あ、〇〇さん!」
仕事上で挨拶するときに、普通の人は「こんにちは、ご無沙汰しています」や「いつもお世話になってます」などを使いますよね。
「どういう言葉で挨拶すれば好感を持てるのか」と考えるよりもまず相手の名前を呼びましょう。
出来るビジネスマンは挨拶をほとんどしません。
「あ、〇〇さん」と名前を言うだけです。
正しい挨拶の仕方は新人社員研修で教わりますし、マナー本にも書いてあります。
名前を呼ぶのは、それを上回る言い方です。
特に目上の人や1回しか会ったことない人に「あ、〇〇さん」と呼ばれたら印象に残るし、何より覚えていてくれたと嬉しくなりますよね。
外国の出来るビジネスマンも「Nice to meet you」「Nice to meet you agein」とかは、一切言いません。
「オー、ミスター〇〇」と名前を呼ぶだけです。
電話の場合も同じで、現在の電話機や携帯電話は発達しており、誰からかかってきたか表示される仕組みになっています。
それなのに大抵の人は「もしもし」と言って電話に出ますよね。
一流のビジネスマンは「あ、〇〇さん、どうしたんですか?」と言って出ます。
言葉の選び方その3:「おいしいです」より「これ、タイプです」
例えば職場の上司から食事に誘われたとします。
そういう時に普通の人は「おいしいです」と言います。
これは間違いではありません。
しかし、それ以上の言葉を考えようとしなくなります。
間違っていないことを言ってもただ嫌われないだけで好感は持たれません。
好感を持つ言葉は「これ、タイプです」。
「タイプ」は言葉選びその1で触れた「好き」の変化形です。
同じ料理でも各自好みがあります。
「お口に合いますか?」は、おいしいかどうかを聞いているわけではありません。
相手の好みに合っているかどうかを聞いているのです。
「おいしい」という言葉はどんな場面でも便利に使える言葉です。
ただし、グルメリポートでは使ってはいけない言葉になります。
おいしいのは当たり前だからです。
グルメリポートで毎回「おいしい」と言っていたら、次から仕事はこなくなります。
「おいしい」をいかに別の言葉に言い換えるかがポイントです。
また、「お口に合いますか?」と聞かれて「大丈夫です」や「平気です」と答えてしまうのは絶対に避けましょう。
答えた本人はそれがダメな言葉だということに気付かない事が多いのですが、その言葉を受け取る相手としては
「食べられないことはない」という意味
と捉えられてしまう場合があります。
ボキャブラリーが少ないから「大丈夫」というぶっきらぼうな言い方になっているというのは「親子」なら通用するかもしれません。
しかし、社会に出て会社の同僚や上司に分かってもらうのは無理です。
「最低の人」と思われて「どうせまずいと思われているなら」と次からお誘いは来なくなります。
このように言葉の選び方一つで人間関係はいろいろと変化します。
好感を持てる「言葉」を選んで上手に過ごしたいものですね。