仕事

妊娠を機に仕事は続ける?辞める?悩む気持ちを整理する9項目

「妊娠が発覚した!」嬉しさと同時に押し寄せてくる将来への不安。

仕事を辞めるのか、続けるのか、この時期の選択が今後の人生の分かれ道といっても過言ではありません。

今回はそんな悩めるママに、気持ちの整理をつける9の項目をご用意しました。

1.仕事を続けるメリットを考えてみて

まず、自分にとって「仕事」を続けるメリットを考えて見ましょう。

例えば

  • お金が手に入る(自分の好きに使えるお小遣い稼ぎ)
  • 仕事が楽しい(職場の仲間といることが好き)
  • 生活にメリハリをつけることができる

 

などをあげてみてください。

ぽとほたる
ぽとほたる
メリットないわ、むしろデメリットの方が多いって人は、仕事考えなおして
妊娠が分かったら職場への報告は早めに!報告前にやっておきたいこと妊娠が分かって職場に報告するタイミングは、つわりなどによる体の不調時に理解してもらう環境を整えるため、早めの方が良いとされています。この記事では、職場で妊娠の報告は誰にしたほうがいいのか、報告する前に確認しておきたいこと、どのように妊娠報告すればいいのかを書いています。1人目の時LINE妊娠報告して失敗した話など、実体験も交えて解説していきます。...

2.今後も仕事でステップアップしていきたいと思ってる?

今後も仕事でステップアップしていきたいと思ってる?

仕事をしていく上で、やりがいやモチベーションにつながる職場でのステップアップ。

平社員のままではなく、会社を引っ張っていける/責任ある仕事がしたいと思っていますか?

産後も

「会社のためにもっともっと頑張りたい」
「自分はまだまだ会社で活躍したい」

という熱い思いがあるなら、続ける方向で検討しましょう。

3.毎日が育児だけに費やされることに抵抗はある?

赤ちゃんが生まれると、今までの生活は一変し「赤ちゃん中心の生活」になります。

もちろん産まれてすぐは、ママも慣れるために赤ちゃん一色で頑張らなければなりません。

しかしその先、ずっと子供と一緒に過ごしていたいと思うママもいれば、少し育児から手を放して気分を変えたいというママもいます。

ぽとほたる
ぽとほたる
赤ちゃんが産まれたら、考え方が変わる可能性もあり

4.パパはママの仕事に理解はある?

「パパの顔色をうかがえ」と言う気はありませんが、やはり一緒に暮らしている運命共同体。

パパの「ママの仕事に対する考え方」も聞いておかなければなりません。

ぽとほたる
ぽとほたる
後々、揉めたりしない様にしっかりと話し合いを!

5.仕事を辞めた場合の世帯収入で生活していける?

仕事を辞めた場合の世帯収入で生活していける?

生活をしていくうえで一番大切なモノである「お金」

ママが仕事をやめることによって、家計が火の車になってしまうことは、避けたいところです。

今、パパに十分な収入があったとしても、子供はどんどん大きくなってお金もかかってきます。

大学までかかる養育費を見据えて働く

出産から大学卒業まで、一般的に子どもが社会人となるまでの22年間における養育費は、約1,640万円とされています。

詳しい内訳

出産・育児費用 約91万円
子どもの食費 約671万円
子どもの衣料費 約141万円
子どもの保健医療・理美容費 約193万円
子どものおこづかい額 約451万円
子どもの私的所有物代 約93万円

参照:AIU保険「AIUの現代子育て経済考2005」

費用は多い年・少ない年と変動はありますが、年間平均的にいうと100万円くらいかかると考えてください。

もちろん、子どもが進む進路(私立か公立か)によっても金額は大きく変わります。

ぽとほたる
ぽとほたる
子どもがどんな進路を選んでも応援できるようにしておきたいところ
出産を機に考えたい!学資・医療・生命保険の各特徴と見直しポイント赤ちゃんが出来るとよく言われる「保険見直した方がいいよ」と言う言葉。分かってるけど、保険の事ってよくわからない・・・そんな人のために、学資保険・医療保険・生命保険の特徴と見直しポイントを、基礎からわかりやすく解説します。学資保険・医療保険・生命保険の違いから、赤ちゃんの保険っていつから入ればいいのかなど気になる疑問を徹底調査しました。...

6.勤務先で出産した女性が働きやすい制度や環境はある?

職場に育休・産休を取得して帰ってきた先輩ママはいますか?

先輩ママが時短やリモートワーク、周囲の協力のもと働けているなら問題ありません。

しかし

  • 先輩ママが辛そうに働いている
  • そもそも上司や周囲の理解があまり得られない

 

場合は「制度」が整っていても、いばらの道を歩くことになりそうです。

ぽとほたる
ぽとほたる
私の職場は、私が初の産休・育休取得者だったけど、周りの協力があったから何とかなったよ

7.パパは家事や育児に協力的?

パパは家事や育児に協力的?

赤ちゃんが産まれた直後は、四六時中の育児と産後の母体を心配して何かと協力的なパパも、3ヶ月もするとすっかり育児はママ任せ・・・

なんてことになりませんか?

ぽとほたる
ぽとほたる
「自分が好きな時だけ赤ちゃんと遊ぶ」なんて、旦那あるあるだね

そんなことにならないように、夫婦でしっかり「育児や家事の分担」について話し合いをしましょう。

パパにも育休をとってもらうという方法

共働き夫婦の場合、パパが育児休業を習得するという選択肢があります。

最近では、パパの育児参加も積極的になったと言われていますが、日本ではまだまだパパの育休取得の壁は厚いようです。

しかし、パパの育休取得は法律できちんと認められている権利です。

ぽとほたる
ぽとほたる
ちなみにパパがとれるのは育休だけ。産休はありません

パパが育休をとれる期間は?

パパが育休をとることが出来る期間は、子供の出産から満1歳の誕生日の前日までになります。

基本的には、ママと交代して育休をとる形になります。

出産直後のママの産休(56日間)と重なったとしても、この期間はパパも育休をとることが可能です。

ぽとほたる
ぽとほたる
つまり、この56日間はママとパパ同時に休みがとれるんだね

しかし、お互いにまとまった期間しかとることは出来ないので、交互に数か月ずつ育休を繰り返すことは出来ません。

パパが育休を取得した場合の「育児休業給付金」は?

基本的にママと同じ条件になります。

賃金月給×0.3×育休月数=支給額

ぽとほたる
ぽとほたる
パパの方が給料が高いから、給付金も高くなるよね?

もらえる金額には上限があります。※上限は125,820円(金額は毎年8月に変更されます)

また、賃金金額が419,400円を超える人は支給額が30%以下になります。

8.祖父母のサポートは得られる?

祖父母のサポートは得られる?

共働きで子どもを育てているママが一番困る場面は「子どもが病気になった時」なのではないでしょうか。

ぽとほたる
ぽとほたる
子どもが病気になっても1日で治るなんてことの方が少なく、何日も病気が続くことの方が多い・・・

病気の場合、保育園や地域施設に預けることが難しく、やはり祖父母にお願いするのが心強いものです。

ただ、祖父母が必ずしも近くに住んでいるというわけではないし、現役バリバリ働いているという場合もあります。

祖父母にも都合や家庭状況がありますので、いざという時だけでもお願いできないか相談してみましょう。

9.子どもを保育園などの施設に任せることに抵抗はない?

子どもを保育園などの施設に任せることに抵抗はない?

育休の間ずっとママにべったりの赤ちゃん。

時期が来て急に他人に子どもを任せることに、罪悪感や抵抗を感じてしまうママもいます。

きちんと割り切って、任せることはできますか?

決して、ママが働いているから・他人に見てもらっているからって、子どもが不幸なわけでもありませんし、働いているからこそ親子で得られる喜びもたくさんあります。

子どもへの愛情の深さは時間の長さではない

子どもとずっと一緒にいるママの方が、愛情が深いということはありません。

何よりも大事なのは、子どもと一緒にいる時間の長さではなく、短い時間でもたっぷり愛情を注ぎ、子どもとしっかり向き合ってあげることです。

マタニティライフを楽しむために、やってよかった10のことこの記事では、赤ちゃんが生まれるまでに「やっといてよかった!」と思えることをご紹介します。 産後は、赤ちゃん中心の生活になって、な...

まとめ

いかがでしたでしょうか。

妊娠・出産を機会に仕事を続けるか辞めるか迷ったら

  1. 仕事を続けるメリットは何?
  2. 今後も仕事でステップアップしていきたい?
  3. 毎日が育児だけに費やされることに抵抗はある?
  4. パパはママの仕事に理解がある?
  5. ママが仕事を辞めた場合の世帯収入で生活できる?
  6. 会社で出産した女性が働きやすい制度・環境がある?
  7. パパは家事や育児に協力的?
  8. 祖父母のサポートは得られる?
  9. 子どもを保育園や他人に任せることに抵抗はない?

 

気持ちの整理をつけるこの9の項目を参考に考えてみて下さい。

ぽとほたる
ぽとほたる
どんな結論を出しても、子どもを第一に考えるママの選択に間違いはないと思いますよ
あわせて読みたい