毎日の生活の中で目に付く「子どもの○○しない」
歯磨きしない
ゴミをゴミ箱に捨てない
片づけない
勉強しない
お風呂に入らない
お手伝いしない
などなど・・・言いはじめるとキリがありません。
子どもは大人の期待通りのことを「やらない」生き物です。
得意なことは、壊すこと・散らかすこと・言われたことをすぐ忘れること・・・
親が思う通りに動かないのが当たり前の生き物なのです。
この記事では、親が怒らず「子どもの○○しない」を「自分から○○する子」に育てる方法について書いていきます。
パッと読むための目次
子どもは親の思い通りに行動「しない」のが当たり前の生き物です
「宿題しない」「片づけしない」毎日がしない、しない、しないの嵐・・・・
自分で気づくまで待ってみたり、怒らず「○○してね」と穏やかにさとしてみたりしますが、何分たっても「しない」。
では、どうすれば怒らずに自分で進んでやる子になるのか、注目するべきは「行動のあとの結果」です。
人の動かすのは、行動したあとの「結果」
我が子に自分から進んで動く子になって欲しいなら、子どもが行動した直後に「子どもにとって嬉しいこと」をしてあげてください。
「子どもにとって嬉しいこと」とは例えば、親の褒め言葉や感謝の気持ちです。
行動をした直後にほめて、感謝することで子どもは単純ですから「またやろう!」と思います。
逆にせっかくいいことをしても親が「当然のこと」と思って何も言わないと、その行動は減少してしまいます。
なんて思っていませんか?
それは、親の子どもへの期待値が高すぎる証拠です。
毎日続けると親が言わなくても、自分から進んで行動できる子になります。
反対に、子どもが悪い行動をした直後には「子どもにとって嬉しくないこと」がくるようにしてみてください。
どなる・怒る・叱るは無意味。人を動かすのはプラスの気持ち
これは、仕事でも同じですが、結局人を動かす本当の原動力になるのは「プラスの気持ち」です。
しかったり怒鳴った直後は動きますが、子どもはイライラするし、親も不愉快になります。
子どもの「やりたくない!」という気持ちにも拍車がかかりますし、誰も得をしません。
逆に「ほめる」という姿勢で接すると、子どもは「またやろうかな」と思うようになり、繰り返すうちに自然に身についていきます。
「○○しない」ではなく「△△している」に注目!
っと思っている親が多いですが、本当に「やる気」がないのでしょうか?
「○○しない」ことよりも「○○しなきゃいけない時にゲームをしている」という点に着目してみて下さい。
すごくやりたいことがある子は、もともと意欲の高い子どもです。
例えば、子どもがやりたいこと(ゲーム)の前に、親がやらせたいこと(宿題)を持ってきてみて下さい。
それを習慣づけてしまえば、毎日「宿題しなさい」と言わなくても、ゲームがしたいから宿題を進んでする子になります。
まとめ
子どもの行動を変化させるためには、親の行動が非常に大事です。
行動した直後にほめるには、子どもの様子をちゃんと見ていなくてはいけません。
時間も手間もかかりますし、忍耐力も必要になります。
しかし、時間も手間もかけずに「やらない」生き物が自分からやる子になるわけがありません。
我慢強く続けることで、子どもへの怒りから解放され、叱らずにすむので親子の関係もぐんと良くなるはずですよ!