親として赤ちゃんが初めてしゃべるようになるのは大きな楽しみです。
赤ちゃんの「ことば力」の発達は「個人差」が大きいですが、最初の関門として「1歳半検診」で「ことばの発達」を診る項目があります。
「ことば」がでないと親として気になりますよね。
赤ちゃんの「ことば力」を少しでも育むにはどうすればいいのでしょうか。
赤ちゃんには3つの「ことば」がある
- 音声ことば・・・声のことば
- 視覚ことば・・・目のことば
- 動作ことば・・・身体ことば
「ことば」と聞くと「音声のことば=声のことば」と思いつく方が多いと思います。
しかし、そもそも人間の「コミュニケーション」は「音声」だけでなされているわけではありません。
もちろん、赤ちゃんも身体を使った「動作ことば」や目で見て分かる「視覚ことば」を使って一生懸命自分を表現しようとしています。
ですから、自分の「動き」や「声」をママやパパがまねしてくれると、赤ちゃんは自分の「ことば」が受け入れられた、コミュニケーションが取れたと思うわけです。
赤ちゃんの「動作」や「視線」のサインから「その意味」を読み取りましょう
●まとわりつく・・・抱っこ!
●じっと見つめたり体を乗り出す・・・興味がある
●手ではらう・・・いらない
●顔をそむける・・・いやがる
だからと言って、赤ちゃんにたえず話しかける必要はありませんが、
赤ちゃんから何か働きかけてきたら必ず「しっかり応える」ことが大切です。
それも「音声ことば」だけでなく「動作」や「視線(視覚)」も合わせてコミュニケーションを取りましょう。
動作や視線に「音声ことば」をのせていけば、
赤ちゃんは「音声ことば」の「意味」を自然に理解するようになります。
さらに「音声ことば」で赤ちゃんに話しかけるときは
「一文を短く、そしてゆっくりと」接するように心がけましょう。
1歳6か月以降から飛躍的に発達すると言われている「音声ことば」
時間が許す限り、赤ちゃんと向き合ってその日に繋げたいですよね。