受け口は、いつから治療を開始すればいいの?
受け口は放っておくと、子供がモノを飲み込むたびに舌が下あごを押してしまい、どんどんひどくなってしまいます。
受け口を放置しておくとどうなるのか?についてはコチラをご覧ください
歯科検診で指摘された子供の受け口(反対咬合)って何?放置は危険?1歳半の歯科検診では異常なしだったのに、2歳半の歯科検診で「受け口」と診断された我が子。この記事では受け口ってなに?どういう症状?ということから、受け口を放っておくとどうなるのか?までを調べて書いています。調べた中で、受け口をそのまま放置しておくと、子供の将来に関わる影響を及ぼしかねないし、受け口が自然に治る確率は、ほぼ無いので矯正治療が必要ということが分かりました。...
ですから、受け口の矯正治療は、早ければ早いほどいいです。
ムーシールドはこの受け口を矯正する装置の事です。
ムーシールドってどうやってつけるの?注意しなければならない事とは?受け口矯正の為に使用するムーシールドの付け方や、つけるときの注意点を、実際に4歳娘に使用した経験談から写真入りで詳しく解説しています。また、ムーシールドはいつつけるのが効果的なのか、つける時間を長くすれば矯正期間が短くなるのかなどの疑問を歯医者さんに聞いてみました。ムーシールドをつけていても効果がない悪いつけ方も書いていますので、これから受け口矯正に挑戦する方の参考になれば幸いです。...
受け口の矯正治療開始は早い方がいい理由
3歳で受け口と診断された場合、自然に治るのは確率は、6.4%(100人に6人)程しかいません。
自然に治るのを待つという選択肢もありますが、ほぼ望みはないと思っていいと思います。
矯正治療を躊躇している間に
- 子供の正常発達の妨げになる健康被害が、徐々にでてくる
- 子供が大きくなるにつれて、矯正治療費も大きくなる
というデメリットがあります。
歯医者さん
小さい頃は、アゴが元に戻りやすいけど、大きくなると骨が硬く固まってくるから、アゴを正常位置に戻すのが大変なんだ
実際に、子供の成長段階ごとに治療方法と費用を見ていきましょう。
受け口治療、乳歯時期なら「マウスピース矯正」
永久歯へ生え変わる前の乳歯の段階では、マウスピースタイプの矯正装置を使用して治療します。
歯医者さん
ムーシールドのほかにも、子供に合わせてパナシールドっていう柔らかいマウスピースなどを使用したりするよ。
マウスピース矯正の特徴としては
〇夜寝る時のみの使用でOK
〇治療期間は半年~1年程度(個人差があります)
〇費用は約10万円~35万円(医療機関によります)
となります。
受け口の矯正治療でよく使われる「ムーシールド」って?費用や特徴は?2歳半の歯科検診で「受け口」と診断された我が子。矯正治療は早ければ早いほどいいと言われている中、我が家では4歳からムーシールドをはじめました。ムーシールドって何?という疑問から、ムーシールドは口に入れても安全なのか?ムーシールドのメリットやデメリットは?などを書いています。ムーシールドで行う矯正治療費用についても、我が家の場合の経験談からご紹介しています。また、ヤフオクやメルカリで売っているムーシールドは安全なのか?についてもふれています。...
受け口治療、永久歯に生え変わったら「上顎拡大装置」
あごを広げる矯正装置(上顎拡大装置)を上のあごに使用して治療します。
上顎拡大装置の特徴としては
〇治療期間は2年程度(個人差があります)
〇費用は約15万円~40万円(医療機関によります)
ムーシールドはいつまでつける?受け口が治るのに費用はどれくらい?定期歯科健診で受け口と診断され、4歳からムーシールドで矯正治療を開始した娘。先日とうとう受け口が治り、矯正治療が終了しました。この記事では、矯正治療が完了するまでに、どれくらいの期間がかかったのか。金額は通院費用含めて最終トータルどれくらいの額になったのか。矯正治療が完了してからも受け口になる可能性があるので、気を付けた方が良いことなどを書いています。...
受け口治療、身長の伸びが終わったら「外科矯正」
成長期が終了し、あごの骨が固まってしまった場合は、外科矯正(美容外科)の「手術」であごを削り歯を動かします。
〇治療期間は3~4年程度(個人差があります)
〇費用は約数百万円(医療機関によります)
ぽとほたる
ここまで放っておくと「手術」になるんだね。費用も恐ろしい・・・
まとめ
受け口は、費用と子供への負担を考えると、なるべく早めから治療を開始した方がいい症状です。
しかし、料金が最安でも、数十万円かかるので治療をためらう方はたくさんいると思います。
私もその一人で、最初は自然に治るのを待ってみようかと思っていました。
でも、3歳をこえて自然に治る確率が、あまりにも低い事で諦めがつきました。
ぽとほたる
我が家の場合、3歳半の歯科検診で受け口が治っていなかったら、治療を開始しようと決めていました。
しかし、2人目出産の兼ね合いで、4歳から矯正治療を開始しました。
受け口矯正治療で、ムーシールドを使用した体験記はこちらから
受け口矯正治療で4歳からムーシールドを装着|苦労話と体験談2歳半の歯科検診で「受け口」と診断された我が子。矯正治療は早ければ早いほどいいと言われている中、我が家では4歳からムーシールドをはじめました。なぜ4歳から始めたのか、ムーシールドをやるにあたり苦労したこと、子供をやる気にさせる方法などを含めて体験談としてまとめました。また、もしムーシールドの治療を子供が嫌がった場合、費用面・金額はどうなるのかについてもふれています。...